トゥウェンティーえいと ページ29
勇次郎は私の手を掴むと空き部屋へずるずる引っ張る
貴「え、ちょ........勇次郎?」
勇「........」
ぱたん、とドアを閉めてしまうとここはもうカーテンも閉まってて暗闇だった
勇次郎は私の手をぎゅっ...と掴むと私を抱き締める
貴「....っわ......」
その勢いによろけてドアを背にしゃがみこんでしまった
それでも勇次郎は腕を緩めず抱き締める力を強くする
勇「......会いたかった....」
.........っ!
あっぶね息止まった.......
久しぶりだなこの感覚
勇次郎は私を抱き締める腕を上に上げる
その際に肩、首、頬と順番に滑っていく指からの擽ったさに身をよじった
勇次郎は私の後頭部に手を回すと
酔ったときのようなとろけた顔をして私の唇を塞いだ
貴「.....んっ......アふ.....ン....」
勇「んぅ.....チュ.....ふ....」
いつもより激しくて、求めてくるようなキスに体がビクビクと痙攣をおこす
いつもは触れるだけのキスなのに。勇次郎は理性が切れたように舌をねじこんできた
貴「....ッは....ま..まってゆうじろ.....ンッ....」
一度離れたけど、また深いキスをする
部屋に何かをかき混ぜるような水音が反響した
何回かそれを繰り返すごとに深さと激しさを増していくそのキスは、いつもの勇次郎からだと意外と思うような行動だった
そろそろ.....キツい......
貴「......っは....はぁ....え!?」
どさ、と背中に衝撃が走る
視界いっぱいに写る勇次郎は完全に歯止めがきいていないのか。私だけを瞳に捕らえて舌なめずりをする
押し倒された。と遅れて気付いた時にはもう両腕を頭上で固定されてて
また深い深いキスが降りてくる
貴「ん......っ.......も...むり......っんん!」
無我夢中にキスだけしてくる勇次郎
ところが最初は暴れていた私も、徐々に体力がすり減っていって
くた、と動きを止めた私の体はもう既に勇次郎のますがままになっていた
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ゆい - 評価つけました!ところで「操」って読み方は”そう”か“みさお”のどっちですか?w (2018年12月1日 17時) (レス) id: f8db7797b8 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ、あれに勝るイケメンってもうないと思います(笑)でもそう思って頂けたのなら光栄です(´フ`)ゝ (2018年5月16日 22時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 私も「恋をしよう」聞きましたけど、すごいイケメンでイケボでしたよねー!ソーダさんの作品も負けないくらいイケメンです (2018年5月16日 21時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ....凛さんすみません。お詫び申し上げます(_ _)ペコリ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - まきびしさん» ありがとうございます。まきびしさん!!いやぁ.....そんなことないですから....全部私の願望ですし。.......でも『恋をしよう』がイケメンでした!!! (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソーダ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月26日 16時