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ROUND 226 ページ45
「おはようございます」
そう声がかけられて
ベクと2人で顔を向けて
「「おはよう」」
そうシンクロすれば
「ははっ、エコーみたいっ」
そう笑った着替え終えたテヒョン
まだ、時間はあるけど
私もスタンバイしとくか……
「じゃ、着替えてこよー」
そう席を立てば
「そーいや、投票の結果知ってる？」
ベクの声に2人の顔を交互に見た
「知らないです！」
テヒョンがちょっとわくわくしたみたいに笑った
あの音楽番組の次の日
投票が締め切られて
いつもなら公式ホームページにある
ベクとテヒョンの名前の下のカウンターが
累計投票数を知らせてたはずなのに
初日の投票からの累計の数字は
投票日から？で隠されたまま
そう言えば
台本には後半までのシーンしか書いてなくて
セリフも何も無かったっけ……
解読が楽で良かった！
ってくらいにしか考えてなかったなぁ……
「どうせ“解読しなくてすんだ！”って喜んだんじゃないのっ？」
笑うテヒョンの言葉にどきっとする
「そ、そんな事ないからっ！」
慌てて否定すれば
「わかりやすっ(笑)」
「っ……用意してきます！」
ベクとテヒョンの笑い声を背に
そそくさとロケ車に向かった
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作者名：LINK | 作成日時：2018年6月9日 23時
