LIFE～私と火拳と不死鳥と～ONEPIECE (ページ19)

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Episode１８ページ19

白ひげの娘…

マルコに誘われてついて来た時点で覚悟はしてたけど、改めて言われると

やっぱりスゴイ船に乗っちゃったな

って思う

私は白ひげ…じゃなくてオヤジの部屋を出て甲板へ向かう

ドアを開くとさっきのような賑やかな声が聞こえてきた

「お、戻ったかぃ？」

ドアの所でどうしようとオロオロしてた所に話しかけられた

「マルコ！」

…とさっき声をかけてきたサッチともう1人

あれ？

あの人どこかで…

見ていたら目があった

「「あっ！」」

2人同時に人差し指でお互いをさして大声をあげた

「え？どったの？エース、Aちゃん」

サッチが言う

エース？

そうだ、あの時公園で会った人は2番隊隊長の火拳のエース

今わかった

「Aっていうんだ。また会うとは思わなかったよ。あの時はありがとな」

「どういたしまして。そっか、エースか…。助けなくても平気だったかもなぁ」

私が出る幕じゃなかったね、うん

「エース、Aを知ってるのかよぃ？」

マルコが尋ね、エースがマルコの方に向く

「まあな。公園で会った」

すると、エースはまたこっちに向いてニカッと笑顔を向けた

「改めて…A、俺は2番隊の隊長やってるエース。よろしくな」

太陽の様な、キレイな笑顔だった

「ちょ、俺も自己紹介するし！俺は4番隊隊長のサッチだ。料理のことは任せろ」

サッチは胸を張って、ドヤ顔ってヤツかな

そんな顔をして私に挨拶をしてくれた

「サッチ、よろしくね。存在は知ってたけど…そっかぁ。コックさんなんだね」

サッチはスゴイ明るくてよさそうな人だと思った

「マルコも自己紹介しろよ～」

サッチが肘でマルコをつついた

この2人、仲良いのかな？笑

たぶん普段はマルコとエースとサッチでいるのだろう

それでマルコとサッチは特に仲良くて…ってかんじ？

「俺はしなくていいだろうよぃ」

「してよ、マルコ！私、あなたがどんな人だか知らない～」

なんて、ふざけたふりしてみる

「A…知ってるだろよぃ。ま、いいか。俺は1番隊隊長のマルコだよぃ。何かあったら…俺に聞けよ」

マルコ…

やっぱり頼れる人だな、

よくわからないけど直感的にそう思った

「野郎どもぉ！今日は新しい家族の増えた日だ。今夜は宴だぁ！」

オヤジの大きな声が甲板に響き渡る

「オオォォォォォオオオ！」

今度は白ひげ海賊団のみんなの声が空に響き渡る

空を飛んでるカモメも嬉しそうなかんじだった