LIFE６１ ページ14
『ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯ』
耳をふさぎたくなるような悲鳴が響き渡る
霧野「狩屋ぁああああ!!!」
魔物の体が光りだすと涙を流し空から
降ってくる狩屋の姿。
それを剣城が受け止め地に着地する
剣城「狩屋、大丈夫か?」
狩屋「………ん…っ…」
うっすらと開かれた目には今度はちゃんと
光は宿っていた
狩屋「……俺…」
神童「狩屋…」
狩屋「…すみません、俺とんでもないことを…うっ」
霧野「狩屋!?」
一瞬狩屋が辛そうな顔をしたと思うと心臓の
辺りから黄色の飴玉ぐらいの大きさの丸い球が
浮き出して空に向かって上がっていく
天馬「まただ…!」
天馬がそう言うと張った結界が歪み始める
霧野「今度は何だ…！!」
影山「そういえばまだあの魔力の波長も
消えないですね…一体どういう事なんでしょう」
倉間「!!おい、上に誰かいるぞ!」
神童「なに!!?」
ここに入れる人間なんていないはずだ
何故なら俺達の結界が張ってあるから。
だから絶対に生身の人間が入れるはずがない
入れる人物、それは俺達と同じ『魔法使い』だ
じゃぁなんだ?あそこにいるのは我々と同じ
魔法使いなのか??
倉間「魔法使いっつか女じゃね?あれ」
剣城「女…?」
天馬「ほんとだ、何か魔女みたいな帽子かぶってる」
神童「そこにいるのは誰だ!」
思い切って神童が声をかける
すると空中を飛んでいる何かはゆっくりと
こっちを向いて不敵にほほ笑んだ
帽子を深くかぶっているせいで口元
ぐらいしかハッキリみえないせいで不気味だ
「これ、貰って行くね」
神童「…は?」
声的に女…いや、髪も長いから女か
その女は狩屋の体から出た玉を手に取ると
一瞬にしてどこかに消えてしまった
影山「…魔力の波長も消えましたね…」
天馬「一体あの人はなんだったのでしょうか」
神童「わからない…でも、少なくとも
危ない奴に変わりはないだろう」
霧野「あの少女が消えた途端に消えたあの
禍々しい魔力の波長…絶対関連してるな」
倉間「とりあえず、教室にいこう」
＊
まだ生きている時の君の顏、また
見ることが出来るなんて嬉しいな。
「ﾎﾞｿｯ))＿＿＿今度こそ、この世界でキミを」
失敗しないようにしなきゃ
次は絶対に、殺させたりはしないからね
―…『倉間 典人』
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倉狩莉緒菜(プロフ) - オーロラ娘♪さん» そろそろクライマックスへ近づいてきてますが今後の展開もワクワクドキドキでお待ちいただけると嬉しいです笑 (2015年12月29日 23時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
オーロラ娘♪(プロフ) - シャノンの夜…すごく楽しみです！ (2015年12月29日 18時) (レス) id: 0ba55be905 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - まねきねこ(元常連客)さん» しばらく更新できなかったのですが最近は徐々に浮上率あげてますwなんだか自分でもぉお、展開すげぇなおいってつっこみながら書いてますw←ありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！ (2015年11月29日 15時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 桜井美典さん» 最近たくさん更新できてよかったって思ってる！そして新作を練っている((もしこの作品が終わっても新作でまた会おう！ (2015年11月29日 15時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
まねきねこ(元常連客) - 何かすごい展開！！更新頑張って下さい。 (2015年11月29日 15時) (レス) id: 3322158484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2015年7月20日 20時
