LIAR INFERNO-法螺吹きの業火-【合作オリジナル】

第７話 ページ8

【波風射美子】(闇鍋ソース)

頭が痛い
体も痛い
そしてどこだここは
何故私は床で寝ている
不機嫌の中体を起こした私は辺りを見渡した
勿論どこなのかはわからないのだからそっとなりを潜めてだ
辺りには年の近いであろう少年少女達が倒れ、一部はすでに起きて話し込んでいた
一種の集団誘拐か？
待て、何かそんなのを許可した感じの法令がなされていた気が…
思い出した…確か青少年心情行動観察実験許可法等という無駄に長いクソ法令だ
少ない犠牲で多くを救うという思考に賛同しないわけではないが正直この法令は無駄でしかない
実験をなした程度で青少年の素行がよくなるとは到底思えん
無駄だ
はっきり言うぞ私は無駄でしかない
それに私を巻き込んだとは上等だ出たら真っ先に政治家どもを恐怖のどん底に突き落として豚のクソでもお見舞いしてやる覚悟しろクソどもが
そう自分の中で決意を固めた
とはいえまずは情報収集と他者の行動を観察せねば
こういうシチュエーションは見たことがある
漫画とかアニメでよくあるデスゲームやらなんやらの類いだ
なら人物の把握は早急に行わねばならない
でなければ自分が死ぬことになる
おそらくすでに仕切るタイプの奴が仲間を集めていることだろう
この状況下一人でいると生き残れないと考えるからだ
しかし私は逆だ
一人でいた方が安全だと考える
見ず知らずの相手に個人情報を教えるのはリスクが高い
ならば実質個人戦で考えた方が気も楽だし確実だ
信じられるのは己のみ
とはいえ集団で集めたのだから上層部から何か目的でも何でもかされるだろう
内容によっては出た後すぐに国家を敵に回してでも粛正してやる
とりあえず今は誰とも会話せず死角にでも隠れていよう
そう思い私は息を潜め誰の目にも映らぬようじっと観察することにした

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どうも闇鍋ソースです！

波風 射美子

片目を髪で隠している白衣を着た学生(18歳)
他人となれ合わずクソが口癖
目元はクマが深く、学問、特に科学や発明にとんでいる
心理学も修得しており、こういう状況にはなれているというか強い
護身術もあらかた持っていて、暗殺業界にも片足突っ込んでいる
他人をまず信用しない
純粋というか嘘つきでないと認知した相手には優しい
過去、放火で家族を亡くし、体にはひどいやけどの痕があるので素肌を見せたがらない
痩せ型で流動食とコーヒーしか口にしない
話し合いには最低限介入するだろう
その他設定はホムペをご覧ください

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