LIAR INFERNO-法螺吹きの業火-【合作オリジナル】 (ページ6)

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第5話ページ6

＜北坂紫＞(お蜜柑食べたい@うちの子なのに紫の口調がわからない)

私を含めた6人が起きた。
男子2人にも手伝いを頼み、皆を起こすのを続ける。

私は拉致される直前に眠気を抑える薬を飲んだおかげで最初に目覚める事が出来た。
本当は道中も起きていられたら良かったんだけど、流石に市販薬では太刀打ち出来なかったみたい。けど他の人が起きるまで今後の行動をおさらい出来たから大丈夫。
何となく辺りを見回して残りの人数を確認すると、13人が横たわっているのが見えた。

あれ、そういえば施設の収容人数って20人だった筈。なんで19人しかいないんだろ？
まあいいや、取り敢えず今は置いとこう。1人いなくても支障はない。

今起きているのは花綾さんと神音さんと美奈歌さん、それと直さんに名前がわからない金髪さん。
大体の様子を見ていると少しだけその人達の性格などがわかってくる。
例えば神音さん。
神音さんとは施設では上手くやっていけそうだれど、本当の私は苦手なタイプだ。
花綾さんや美奈歌さんへ変える顔つき。そういう人が嫌いだ。
でもこのくらいで突っかかる程、私はピリピリしていない。

そして私は元々暗いタイプだ。
しかしいつもの様に振る舞ってしまえば、中心にはいけない。
中心にいけなければ目標が達成出来ない。
そうすればここにワザワザ来た意味がなくなってしまう。

考え事をしつつ他の子も起こして自己紹介。
笑顔は慣れない。けれど頑張らないといけない。
沢山練習をしたからか、意識しなくても笑みは崩れない様になっている。

「私は北坂紫。16歳です。他の人達も起こしたら改めて自己紹介をするから、良ければ一緒に手伝ってくれないかな？」

死者を極力少なくする。
これが私が決意したこと。
笑顔の裏で、私はもう一度計画を見直すのだった。

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参加者のお蜜柑食べたいです。こういう書き方は慣れないので緊張しています。
細かい設定が多いので、紫の設定はこちらを参照して下さい。
一応超簡易的な自己紹介を載せておきます。

北坂紫 (きたさかゆかり)
頭が良いしっかり者。人の死と人を傷つける人が大嫌い。施設に来たのはワザと。
紺のロングの髪に黒の瞳で白いカチューシャをつけており、基本笑顔。
耳が良い。料理が好きだが超下手。