52 特別よりも特別 ページ35
『鬼さんこちら♪
手のなる方へ♪』
「！」
Aは後ろの木の枝に座っていた
いつから…？
気配すらなかった……
『いやぁ、
エマへの論説は怖かったなぁ
「見てた」？
今この子そう言ったわよね…？
『うん、「見てた」って言ったよ』
「！？」
な…んで……
『「なんで」って？
ふふふ
シスター
あなたの弱点は
“分かりやすい”ところよ
基礎知識は高いんだろうけど、
能力が底辺すぎて、
ボロが出やすいのね
はっきり言って…
ママに向いてないわよ』
！！
このガキ！
“ダッ”
私は走り出す。
“タン”
「なっ！」
“ダダッ”
Aは私が木の真下に来た途端に
ノーマンとレイの方に飛び降りて走り出した。
“ダダダッ”
私は急ブレーキをかけて、
Aを追いかける。
『子供の言動にムキになってるようじゃ
ママへの道は程遠いね〜』
「あんたね！
大人を舐めるのもいい加減にしなさいよ！？」
Aside
うわ、キレた←
私はシスターのことなんて気にせずに
2人の元へ走ってった。
「げっ！オイ、A！
なんでこっち来んだよ！！！」
今度は3人で走り出す。
「僕らを囮にする気？」
『ターゲットが変わったみたいよ』
「「！」」
2人はハッとして後ろを振り向いた。
“ビュン”
すると、シスターが2人の間を
すごい速さで駆け抜けた。
2人には
「お前！後で覚えとけよ！！！」
『へーい』
私は後ろの2人に向かって手を振った。
“タンッ”
––––“ダンッ”
“タタタッ”
––––“ダダダッ”
“シュタッ”
––––“ドデッ”
１つ１つの動作でかすぎない？
もっと静かにせい！←
それに…
行動パターンが単純すぎる…
これじゃあ、ただ勉強ができるゴリラじゃん←
シスターside
“ザンッ”
『………』
何、この威圧感…
コレが子供？
“今回の子は
ただの
この子…
いや
この子
神–––––
“スッ”
！
“トン…”
「タイムアップ」
「「『私／俺／僕 達の勝ちだね
シスター』」」
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赤目(プロフ) - マイケルさん» んふ、ありがとう (2020年9月2日 15時) (
レス) id: 4a239a3694 (このIDを非表示/違反報告)
マイケル - 赤目先輩……凄いな((((( (2020年9月2日 15時) (レス) id: 101a02f672 (このIDを非表示/違反報告)
赤目(プロフ) - ぴらるくさん» ありがとうございます！CSS褒めてもらって嬉しいです！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: 4a239a3694 (このIDを非表示/違反報告)
ぴらるく - めっちゃ面白いです！大好きです！そして背景とかがおしゃれで世界観出てます！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: 995d2a3f3d (このIDを非表示/違反報告)
赤目(プロフ) - ノルアンさん» 返信すごい遅くなってごめんなさい！面白いなんてお言葉ありがとうございます！凄いなんて滅相もない！ (2020年3月7日 18時) (レス) id: 49e8a35362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼龍=haruhiko= | 作成日時：2020年1月4日 0時
