9 ママとエマとノーマン ページ18
Aside
私達は鬼に飼われる
“食用人間”
エマとノーマンは遂に知ってしまった。
残酷な事実を…
「おはようエマ！」
「おはよう！ノーマン」
知っても、それが嘘かのように
顔を合わせる2人…
でも私には分かってしまう
2人は確実に寝不足だ…
エマは悪い夢でも見たんだろう
たまに顔が青くなってる…
「おはようA！
今日も美しいね！」
いつものくだり
『おはようエマ
今日も眩しいね』
私もいつものように接する。
それから2人はボロも出さずに
いつものように過ごしていた。
「A」
『うん、今行く』
私はいつものようにレイと一緒に
いつもの木の下に行く。
『昨日、2人手ぶらだったね』
「––––ッ！
見てたのか！？」
『うん、来るなって言ってくれたのにね
ごめんね』
「いや、いいけど
…手ぶらだったな」
『…
特定しても
どう動くんだろう…』
「なあ、エマ達何してると思う？」
『え』
私が考えている時、
急にレイが聞いてきた。
『そう…だなぁ…
多分…
試行錯誤してありとあらゆる情報を
探し出してるんじゃないかな？』
「フッさすが」
目を細めた彼に対して苦笑いを浮かべた。
“カラン、カラン”
「みんないる？」
「あれ？2人足りない？」
エマとノーマンは来てるから
…マルクとナイラか
…ああ
この思考判断力、
どうにかならないかな…
“貴方は“ママ”の素質がある”
！
嫌な記憶が脳裏をよぎった…
「いないのはナイラと…」
「ママーッ」
「マルク！
何かあったの？」
「どうしよう！
森でナイラとはぐれちゃった！！
いっぱい探したけど
見つからないんだ！！
もう日が暮れる…
すぐにまっくらだよ」
ママが位置を確認する。
「大丈夫よ
みんなここから動かないで
いいわね？」
「ママ…」
ママは真っ直ぐに進んでいった。
そして、すぐに
ナイラを抱いて戻ってきた。
「早すぎる…」
エマ達はまた一つ、
発信器という情報を掴んだ。
『宣戦布告ね…
アホみたいよ…ママ…』
私は小さく呟いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
アクアマリン
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーナンバー
822
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤目(プロフ) - マイケルさん» んふ、ありがとう (2020年9月2日 15時) (
レス) id: 4a239a3694 (このIDを非表示/違反報告)
マイケル - 赤目先輩……凄いな((((( (2020年9月2日 15時) (レス) id: 101a02f672 (このIDを非表示/違反報告)
赤目(プロフ) - ぴらるくさん» ありがとうございます！CSS褒めてもらって嬉しいです！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: 4a239a3694 (このIDを非表示/違反報告)
ぴらるく - めっちゃ面白いです！大好きです！そして背景とかがおしゃれで世界観出てます！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: 995d2a3f3d (このIDを非表示/違反報告)
赤目(プロフ) - ノルアンさん» 返信すごい遅くなってごめんなさい！面白いなんてお言葉ありがとうございます！凄いなんて滅相もない！ (2020年3月7日 18時) (レス) id: 49e8a35362 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼龍=haruhiko= | 作成日時：2020年1月4日 0時
