☆Love Change Gear☆2 (ページ3)

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No.53～哲也side～ページ3

敬浩くんのセットが終わったと思ったら急に出ていったA。

TY「ちょっと待っ…」

MK「A！！」

追いかけようとしたらマキさんが追いかけていった。

最近、あの2人…仲良いよね。

いや、確かに敬浩くんとAが付き合ってたときも
Aの相談相手は絶対マキさんだったけど…

俺はマキさんの後を追った。

そこで聞いてしまった。

Aがまだ、敬浩くんのこと好きだってこと。

何となくそんな気はしてた。

TY「…やっぱ、まだ好きなんじゃん。」

俺は敬浩くんとAが付き合ってたときからAが好きだった。

久しぶりに再会できたし、彼氏いないって言ってたからチャンスだと思ったのに。

TY「…くそっ！」

KC「どした？」

なんだ。ケンチか…。

TY「いや、別に。」

KC「Aのことだろ？お前の態度見てたらわかるって。笑」

TY「…もういいんだよ。敬浩くんのこと、まだ好きなんだから。」

KC「…え、そうなの？」

TY「…うん。さっき聞いた。」

KC「でも、敬浩くん彼女いるし、行動次第では心動くんじゃない？」

TY「…はぁ。動くかなー。」

KC「哲也がそんな弱気って珍しー！笑」

TY「うるせっ！」

けど、そうだよな。ケンチの言うとおり。

敬浩くんには彼女いるんだから。

TY「よしっ！俺頑張ろ！」

KC「お、急に元気になった。笑」