ブレスレットの約束【登坂広臣】

03　　過去編 ページ4

広臣に久しぶりに初めてあって広臣が私に告白してOKだした思い出のカフェに来てって言われた






いつもなら家で話すのに………



きっと別れ話だなって思った





だってやっと歌手になれるから憧れだった敬浩さんが居るLDHに入れるから





広臣は、LDH主催のオーディションVBA2に受かったらしい



多分それで仕事に集中したいからだと思う




でもね……そんな悲しい別れ方なんてしたくない




広臣にはスッキリ仕事に集中して欲しい



だから決めたんだごめんね？広臣…………傷つけるかもしれないけどこんな私を許して……






あ『広臣！！お待たせ』






臣「ん……大丈夫だよ！」



あ『そういえば！！VBA2のオーディション！おめでとう！！』




臣「ありがと」




あ『んで話の前に私から話してもいい？』







臣「うんべつにいいよ！」




あ『あのね……私たち別れよ』







臣「はぁ？」




あ『私好きな人ができたの……てゆうか広臣のこと好きじゃなかったし……

いい機会じゃん………ね？………』





臣「おまえ………それマジでいってんの？」





あ『マジだよ！』







臣「じゃあさぁなんで俺の顔ちゃんと見て言わねぇの？」





あ『それは……………』




臣「俺はぜってぇ別れねぇから……」






あ『えっ？……別れ話じゃないの？』





臣「はぁ？ちげぇよ……でもちょっと距離を置きたいって思ってさ」





あ『えっ？広臣と別れなくていいの？』







臣「いいにきまってんだろ！！少しの間ひとりにさせちゃうけどぜってぇ迎えに来るから……約束するから俺のこと待っててくんねぇか？」








あ『待ってるに決まってんじゃん！バカ！』







臣「ありがと！んでお互いを忘れねぇようにこれ付けててほしい」






あ『ブレスレット？』







臣「そう……うしろ見てみお互いの名前を掘っといた」









あ『ありがと!これでお互いのこと忘れないね』




臣「おう」





あ『応援してるから!私が広臣のファン第1号ね！』






臣「そうだな！」





あ『私CD全部買うから！でもLIVEは、今は行かない。でも気持ちが落ち着いたら絶対に行くから』




臣「わかった！約束な！」






広臣？これは終わりじゃなくて始まりなんだよ！




だから悲しくない……いや悲しいけどまたいつか会えるから待ってるから迎えに来てね





それから私たちは、家に帰ってふたりの愛をたしかめるように愛し合った

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