嫉妬 ページ9
_____光輝side
竜「A、ノート貸して」
「なに、また寝てたの?明日の昼ご飯だからね
竜「お前、見返りがたかいんだよなあ…」
竜「これ、やるよ。A好きだろ。」
「ありがと〜。竜くん、よくわかってる。」
竜「A、来月公開のあの映画、初日に行こうぜ。」
「まって。それ、私も言おうと思ってた。」
___________________近い。チカイ。chikai.
最近、京極竜とAの距離が近い。
俺の知らないとこで仲良くなっる。
いつの間にか、京極君から竜君になってるし。
来月公開の映画?見に行く?行かせないし。
最近、Aへのこの気持ちがなんなのかわからない。
俺は果音さんだけなのに…なはずなのに…
これじゃあ、俺はAが好きみたいじゃないか。
_____陸「いいの?光輝。 Aとられちゃうんじゃない?」
_____陸「じゃあ、僕がもらちゃうよ?」
陸のあの時のあの言葉が急にフラッシュバックした
_____________嫌だ。
Aはずっと俺の隣にいるもんだと勝手に思ってた。
俺の隣で周りを巻き込むあの笑顔で笑ってるもんだと。
そんな俺の勝手な思い込みは思い込みでしかなかった。
いままでずっとAが俺のこと想ってくれていたことは知っていた
けど、いまの関係が心地よくて気づかないふりをしていた。
もし、告白して失敗したら?
もしAが俺のこと好きだとわかっていても
それが100%成功する保証にはならない。
そうやって、言い訳をして逃げたんだ。
その結果がこれじゃ、笑えない。
嫌だ。Aの隣は俺の席だ。誰にも譲らない。
Aは俺の隣で笑っててもらわないと。
その笑顔が俺の原動力なんだ。
その笑顔があるからがんばれるんだ。
いまさら気づいた。
______ごめん、A。
____貴女はまだこんな俺を好きでいてくれてますか?
もう俺には踏み込む余地はない?
貴女からいろいろもらってたのに…
傷つけてしかなかった俺は許してもらえるだろうか。
京極がきてからだ。
こんなことしだしたのも気持ちがわからなくなったのも。
そんな気持ちを心に閉じ込めて
光「A!!」
今日もまた貴女の隣を守るために
見えないとこで牽制するんだ。
貴女にだけは絶対に見せたくない
男の醜い嫉妬と
誰にも渡さないという決意をこめて…
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ゆりか(プロフ) - 続きみたいです!! (2019年12月4日 19時) (レス) id: b7b1d64a3f (このIDを非表示/違反報告)
ヒロイン(プロフ) - 少しずつ頑張ってください(^^) 楽しみに待ってます! (2019年6月28日 5時) (レス) id: 4a2e3bc602 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 何度も続けてのコメントですみません...。 沢山の直しを言ってしまいすみません でした...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年5月23日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - またまた続けてのコメントですみません...。 物語の各題名点・じゃなく第○話とか数字に してはどうでしょうか? 点・のままだとお話どこまで読んだのか分からないので...。 (2019年5月23日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 嫉妬ページ9のここの部分 俺の知らないとこで仲良くなっる。 これ正しくは仲良くなってる。ではないんでしょうか? (2019年5月23日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ざくろいし。 | 作成日時:2018年12月28日 2時