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「ええですよ〜ちょっと持ってきますわ」
そう言って彼らの泊まるらしいコテージから青いクーラーボックスを持ってきてくれた。
クーラーボックスの中には美味しそうな鮎や貝が何匹も入っている。
『ほんとにいいんですか?』
「ええ、貰ってください。こんな可愛ええ子達にあげられるならいくらでもあげますよ。笑」
アヤミ「えー嬉しい!ありがとうございます〜!」
アヤミちゃんがはしゃぎながらその男の人と話している時に、耳元でミクちゃんがこっそりとかっこいいねって言ってきた。
ミクちゃんこういう人がタイプなんだ。
残念ながら今回一緒に来た人男子たちの中にはタイプの人はいなかったらしい。
アヤミ「ミクちゃん、Aちゃんみてみて!こんなに貰っちゃった〜。健二郎さんって言って私たちの一つ上なんだって!」
健二郎「あ、どうも。笑」
アヤミ「健二郎さんこっちの人ですか?」
健二郎「いや、京都から来たんです。夏休みやから」
そう言われると敬語の所々に関西弁が混じっている。
それにしてもアヤミちゃん全く知らない人なのに打ち解けるの早すぎる。見習いたいくらいだ。
すっかり仲良くなったアヤミちゃんが誘ったこともあり、健二郎さんたちも一緒に食べることになった。
健二郎さんは美味しい魚の焼き方を私達に教えてくれた。
隆二「おー!うめえ!健ちゃん焼くの上手いねー」
健二郎「せやろ?にしても、ええ食べっぷりやな〜笑」
いつの間にやら今市くんも彼と親しげに話をしている。健ちゃんだなんて呼んじゃって...。
「お、めっちゃいい匂いっすね」
突然どこからかにゅっと現れた男性。
健二郎「良かったら一つどうぞ。俺が釣ったんで」
「まじすか?すげー。じゃあいただきまーす」
『あの、これ健二郎さんが釣ったんですか?…ていうか、お知り合い...?』
現れた見知らぬ男性に私が思わずそう聞くと、健二郎さんはにっこりと笑って答えてくれた。
健二郎「そうやで!いつもは釣っても海に返すんやけど、こいつらがどうしてもって言うから釣ったの持ってきてん。
...んで、この人は知らん人やな。笑」
知らない人にお魚あげちゃう健二郎さん、、太っ腹だなあ。にしてもこの声をかけてきた男の人もイケメンだ。すっと通った鼻だちに綺麗な二重の瞼。目の下の泣きボクロが妙に色っぽい。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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葵(プロフ) - なつまつりさん» コメントありがとうございます!共感のお言葉嬉しいです(*^^*)更新は遅いのですが良かったらこれからも見てやってくださいm(_ _)m (2019年10月3日 20時) (レス) id: 8a8cdb1742 (このIDを非表示/違反報告)
なつまつり(プロフ) - 初めてコメントします。EXILEさんのSummer time love!私も青春真っ盛りの高校時代に良く聴いていました。お話が曲にピッタリで、私も夏が好きなのでとても楽しいです。 (2019年9月29日 23時) (レス) id: f5235ef8fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - さこさん» さこさんありがとうございます(;_;)!これからもどちらもよろしくお願いします( ´ ▽ ` ) (2019年9月7日 9時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - LINE@楽しかったです(^^)9日から〜のLINE@も楽しみにしてます(^^)このお話の続きも楽しみにしてます(^^) (2019年9月6日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - atokさん» 実はそうなんです(._.) (2019年5月23日 8時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年4月1日 22時