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給湯室で ページ47
A
翔と大野さんがミーティングルームから
出てきて
普通に仕事が始まって
休み明けもあってメチャクチャ
忙しくててあっという間にお昼休み
翔に言い訳しなくちゃって
急いでLINEをいれた
(チョッとだけ時間ありませんか？)
すぐに既読になって
(給湯室で待ってて)
すぐにメッセージがきた
絵文字もスタンプも何もなくて
一気に不安になる
給湯室で待っていると
翔が来て扉を閉めて鍵をかけると
フワッと翔のにおいに包まれた
翔
「朝は呼び出ししといてこめんな」
「うううん 大野さんと話してたんでしょ
それなにり仕事もあったから大丈夫」
翔
「気になる？智くんか早く来て
俺に何を伝えたかって」
気にならないわけない
いーっつも時間ギリギリの大野さんが
30分以上早く来てって翔と
打ち合わせしてるんだから
「仕事？」
翔
「俺ね 転勤になるんだ」
そういいなから回されて腕に
ギューッて力が入った
転勤？
転勤？
転勤？
翔
「関東支社 今月一杯でここの営業所から
Aの前から
俺 いなくなるから」
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作者名：ゆふり232425 | 作成日時：2017年1月16日 8時
