転生しても不穏だった件【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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4.個性把握テストページ6

「「個性把握テストォォォ？？？」」

グラウンド、みんなが声を揃えてそう言う。

｢入学式は！？ガイダンスは！？｣

「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間ないよ」

「…そうなの？」

ヒーローってそんなんなの？

それから文科省の怠慢だなんだと始まった個性把握テスト

相｢実技入試成績のトップは...鍵谷か。…無理だな。爆豪、中学の時ソフトボール投げ何メートルだった？｣

「何か？？？？」

無理だなって何？殴るよ？

爆｢67メートル｣

相｢じゃあ個性を使ってやってみろ｣

チッ、と舌打ちをしていると爆豪くんがボールを投げた

記録は705.2メートルで、それを見たA組たちは相澤先生から除籍処分宣言を聞くまでは楽しそうだった

まぁ最下位はないでしょう。少しだけどエアロラ使えるし。MP切れるけど。

ボール投げはキーブレードで思いっきりホームランし、走り系はエアロと身体能力でゴリ押し、反復横跳びは頑張った。

結果は覚えてないが結構高い順位だった筈だ。

「オイ」

「リク…リクに会いたい…アクセルに会いたい…みんなに…会いたいぃぃ…」

「…オイ」

爆豪くんが私の顔を覗き込んでくる。どうした？

そんなことよりリク不足で死にそう。

ロケットペンダントとかないかな。今度そっくりさんいたら写真撮っとこ。

「…イ…オイ！！！！」

「はぃいいい！！！！」

「大丈夫か」

「…？爆豪勝己さんでお間違えないですか？」

「舐めとんのかカス」

「あっ爆豪くんだわ」

私のこと心配するとか…アレは幻覚だな。リク不足のせいで。あーあ、リク似の人に会えないかなぁ…