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・恋心 ページ3
(義勇視点)
『錆兎 .. 俺 錆兎の事が ..』
「どうした .. ? 」
『えっと .. その .. 』
この目は錆兎も気付いて居るんだろう。俺の気持ちに。
卦度 次の言葉を急かさず待ってくれる。
そんな錆兎の優しさに背中を押される。
『俺は錆兎が好きだ!今世は無理でも .. 来世また出会って 付き合ってくれ』
「 .. ッ !! 」
錆兎の目から涙が零れる。
綺麗な色だ 錆兎が乗っている墓石に差し込む光が 錆兎の頬に流れた一雫を照らす。
『 .. 駄目だろうか』
「否 , 俺も好きだ .. 義勇 ! 」
『 .. !! 有難う .. 』
「嗚呼 .. 俺はそろそろ戻らないと行けないが , お前が此方に来るまで転生する気は無い。
"また来世"もう一度付き合ってくれ。義勇」
錆兎は笑った。泣きそうな笑顔だった。
『嗚呼 .. ! 約束だ!』
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作者名:錆兎×義勇推し | 作成日時:2020年7月11日 16時