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｢今日は早く終わった−!｣
時間もあるし、伊野尾さんのところにいってみようかな。
カランカラン
｢こんばんは〜｣
「あ、Aさん！いらしてくださったんですね」
「はい、今日は早く終わったので。」
今日はほろ酔いまでならいける！
...そんな気がしたからチューハイ頼もっかな。
「すいませんチューハイ下さい」
「...かしこまりました」
そう小さく返事をしたマスターは
また前のように手際良くグラスにチューハイを注いでいく。
「今日はほろ酔い気分ですか？」
伊野尾さんは私の考えることを明確に当ててみせた。
よくわかったなぁ
なんて考えつつ私はそっと頷く。
「じゃあ、後でほろ酔いに丁度良いお酒、作りましょうか」
「えっ…？」
お酒を作るっていうことは伊野尾さんは...
「伊野尾、こう見えてバーテンダーなんで」
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作者名：白雪姫 | 作成日時：2016年8月18日 16時
