6piece ページ6
「どうしよう、大ちゃん」
そんなこと言われても俺もどうしたらいいかわからない。
でも、あの人を探す方法はあるかも知れない。
「ここに来てたってことはさ、
いのちゃんのおじいちゃんと何かしら関わりがある人ってことだよね。
だから、誰かに聞いたらすぐにわかるんじゃないの？」
「大ちゃん冴えてる〜今すぐ誰かに聞こう！あの、すみません」
え、誰かって、本当に誰かなんだ。
あの人誰！？
「あなたのお名前は？」
聞いてどうするつもりなのだろうか。
(人1)(人2)さんって知ってますかと言うだけで良いのに。
「ふぉぉぉイケメンきたこれ。
あ、私の名前ですか…？橘 萌華ですが何か用ですか」
答えてくれた。
前半ちょっと怪しいこと言ってたけど気のせいにしておこう。
「あの、橘さんは(人1)(人2)さんって知ってますか？」
「あぁ、知ってますよ。今日一緒に来てたんですけど見失ってしまったんですよねー」
「じゃあ(人1)さんの家を教えていただけませんか？」
いのちゃんの質問、受け取りようによっては、というか
普通に変態扱いをされるけど大丈夫なのだろうか。
そんな簡単に友達の家を教えてくれる人なんていないだろうに。
「あぁ、いいですよ。ちょっと地図渡しますね」
いいのか
いいのか、そんな簡単に教えてしまっても。
最初からずっと思ってたけど、この人心広いなー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと雑談を…
『この前に聞いた男子の会話』
A君「おい、お前ちょっとツラかせよ」
B君「あぁ？んだよ」
きゃー、ケンカは良くない…
B君「いくらブスだからってイケメンな俺の顔借りんのはねぇだろ」
え…
クラスのみんなビックリしてたけど
A君が一番びっくりしてたよ。
どうでもいい話してすみません。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白雪姫 | 作成日時：2016年8月11日 15時
