No26 ページ30
〜五条SIDE〜
フランス料理店を出て、僕たちは手を繋ぎっ合った。
初めて繋ぐ彼女の手は、とても小さく、でもどこまでも温かかった。
五「A、今日は素敵な夜をありがとう
君を一生大切にするよ」
そう言うとAは顔を赤くし、ゆっくりと手を握りしめてくれた。
五「もう遅いし、家まで送るよ」
その言葉を告げた時、彼女はさっきまで握りしめていた僕の手を少し放して顔を上げ、
ゆっくりと僕の瞳をとらえた。
その動作の全てが美しく、でもAの表情はどこか物悲しい雰囲気が感じられた気がした。
五「A…?」
A「今夜は、帰りたくない
悟と一緒にいたい////」
Aから出たその言葉に、思わず動揺した僕がいた。
でもそれ以上に、Aが僕を受け入れてくれたことが、とても嬉しかった。
五「じゃあ、このまま僕の家に行こうか」
そう言うとAは少し照れくさそうに笑って、それからゆっくり頷いた。
そして、僕たちは僕の家へと向かった。
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妄想girl(プロフ) - コメント頂きありがとうございます!現段階では五条オチか恵オチか決まっていませんが、片方だけが極端に可哀想な形で完結することだけは避けたいと思います(笑)応援して頂き誠にありがとうございます! (2021年9月27日 0時) (レス) id: 59374f635e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年9月26日 23時) (レス) @page40 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想girl | 作成日時:2021年9月1日 0時