No19 ページ22
私が生まれて初めて感じたこの感覚は、胸の奥がきつく締め付けられて
でもどこか温かいような、そんな複雑な状態だった。
そうだったんだ、悟。
そして急に恥ずかしくなった。
私って、なんで今まで気づかなかったんだろう。疎いにも程があるよね。
虎「せんせ?大丈夫?」
気づけば私は放心状態になっていたらしい。
A「ごめん悠仁君。それは答えられない。
その答えはこれから分かるものだと思う。曖昧だけど」
虎「えっ!?何その意味深な発言!」
釘「あんたうるさいわね!ちょっとはAさんのこと考えなさいよ!
あれはどう見ても訳アリでしょ!」
A「いやいや!そんなんじゃないよ?
なんて言うかその、友達か親友かっていうのを迷ってただけ!」
また焦って意味不明なことを言ってしまった。
伏「…」
A「とにかく!これからはみんなと一緒に任務につくこともあると思うから
よろしくね!一緒に成長していこうね!
じゃあ私は用も済んだし、そろそろ行くね!」
虎「えっ、まだ授業の時間30分もあるけど、放課でいいの?」
A「あ、…。うん!今日は放課にする!
夜蛾学長に何か言われたら、科目担任は五条先生でしたって言うのよ?」
釘「まあ、それは間違いないわね」
そう言って教室を出ると、私は硝子のところへ向かった。
その様子をじっと見つめる恵のことなんて考えもせずに。
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妄想girl(プロフ) - コメント頂きありがとうございます!現段階では五条オチか恵オチか決まっていませんが、片方だけが極端に可哀想な形で完結することだけは避けたいと思います(笑)応援して頂き誠にありがとうございます! (2021年9月27日 0時) (レス) id: 59374f635e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年9月26日 23時) (レス) @page40 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想girl | 作成日時:2021年9月1日 0時