5.甘酸っぱい青春の中で 萌えキュン度★★★ ページ5
友達がドタキャンみたいな――、
中学生の夏祭り。
★
友達が、「可愛いアクセ買ったから、それつけてく」て言ってた。
だから、私は地味にならないようにって
貧乏で可愛いアクセなんてひとつもなかったけど
きみの目に、一度でもいいから
私の浴衣姿が映ってほしくて、髪の毛を結った。
★
ベッグが、私に会った時に
いつもより、無口になった。
物足りない感じで、ふたりで祭道を歩いた。
いつもは、ヘラヘラ笑ってて、とっても明るい子なんだけど……。
どうかしたのかな?
帽子をきゅと下げて、
顔を見えないようにしていた。
そういえば、
お姉ちゃんが、男は無口になる時は
キスしたい時とかって、言ってたな――。
でも、その‘もしかして’はきっと、
ないだろうな。
って思ってたのに、どうして
私に
接吻、
したんだろうか――?
きみは、よくわからない。
「可愛い」
そう呟いて、
柔らかい、優しい接吻から
銀色の糸をひいた、
飲み込まれるように、深い接吻になった。
身体を寄せ合って、
Aの温かい体温を感じて、
お互いの目をみつめたりして、
なんだか、もっと
きみと一緒にいたいって思った。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4.感動せずにはいられない 萌えキュン度★★★
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いとくとら | 作成日時:2013年3月12日 14時