No.006 ページ8
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旅のしおりを読み終わり、恐る恐るみんながみんなを見渡す。
壱馬「どうする?なんかあんのかな、」
そんな壱馬の言葉に、男子メンバーの一人が手を挙げた。
壱馬「ん?どした?──────────樹」
樹「今、ツーショットって誘っていいやつっすかね」
壱馬「…まぁ、何も言われてないからいいんちゃう?」
樹「じゃあ、俺から誘ってもいいっすか」
そう言いながら樹は目線を1人に定めた。
樹「Aちゃん、話したいから、来て貰えませんか」
今まででいちばん早いツーショットの誘い。まだ教室なのに。そんな考えがみんなの頭の中を通る。
樹「隣の教室行こう」
『あ、うん』
キャリーバッグを持ったまま隣の教室に移動する2人を他のメンバーが見守る。
みか「…行動早い笑」
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RAN - はじめまして!前作からずっと楽しく読ませていただいてます!続きとても楽しみにしてます!頑張ってください!応援してます! (2021年4月22日 23時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2021年2月5日 22時