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襲撃 ページ32
「ん？？誰だお前」
「あ、えと、私？」
「あぁ、お前だ」
「私はあかり。よろしくね」
「おう！あかりか！」
「うん、気をつけてね」
「あかりもな！」
シシシ、とルフィが笑って言った。
それから、各自で戦った。
七武海や、海軍。
あかりがふと、船を見た。
「スクアードさん……！」
その時、あかりはやっとおとの言ったことの意味がわかった。
「間に合わない……」
あかりが走り出したのはもうスクアードが刀を向けているときだった。
「グゥ……！」
エンテイの姿で走っても、間に合わない。
そのとき――
ガキィィィン!
スクアードの刀は白ひげには届かなかった。
「へへっ、やっぱりね大渦蜘蛛。」
おとが左手を前にして、“光の壁”を張っていた。
「ッ！？なんだ！お前は！！？」
「う〜ん、そうだね……海兵？」
「は！？」
「ま、今辞めるけど。」
おとのコートがひらりと宙を舞った。
「こんなの嫌だから……あ、あかり姉ちゃんがお世話になっております」
おとが挨拶をすると、周りの者は揃って首を傾げる。
「妹か」
「はい、あかり姉ちゃんの３つ下の妹だよ」
「そうか……能力姉妹だな」
「えへへ、そんなでもないけど」
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作者名：剣山おんがく x他1人 | 作成日時：2017年3月19日 19時
