白ひげ海賊団と不思議な妹【ONE PIECE×ポケモン】 (ページ30)

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脅しページ30

「お前は何者だ」

「……コック、白ひげ海賊団の」

「フッフッフ……大物は隠してた訳か
おもしれぇ……」

「何が面白いんだろうね、こんなの」

「なぜ参加した……白ひげは女の戦闘員はもたない主義のはずだ」

「私はあくまで個人で参加したから。
許可は取ってない……ドフラミンゴ、貴方はひとつ勘違いしてるよ。

私は大物じゃない。ただの人間」

「能力者だろう？」

「能力者でもない。

行かなきゃ」

あかりはチラリと戦場を見た。

ｷﾞｼｯ

「！？」

「逃さねぇゼ？不思議な姉ちゃん」

ドフラミンゴが糸であかりの腕を後ろで組ませた。

「離して！！」

「真実を吐かせるまでは離すわけにはいかねぇな」

ドフラミンゴが追い打ちをかけるように顎をクイッとした。

「く……」

「どうする？この戦争中ずっとこれも嫌だろ？」

「そんな……恥さらしは出来ない………！」

「おー、じゃあ吐くんだな」

「その吐くことが恥さらしなんだよ！！アイル！」

そのとき、足下の氷を割ってアイルが出てきた。

{どうした！？}

「ハイドルポンプ！！」

{了解!!}

アイルがドフラミンゴにハイドルポンプをお見舞した。

あかりの腕も解放された。

「ドフラミンゴ……私の事、知りたかったら正統な海賊になってみなよ。

それと、あんな脅しじゃ譲れないから」

「……」

あかりはアイルに感謝を伝え、戦場に戻った。