白ひげ海賊団と不思議な妹【ONE PIECE×ポケモン】 (ページ28)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:20,806 hit

開幕ページ28

赤犬が、ジョズの投げた氷を蒸発させ、それと同時に一隻を攻撃した。

「私が行こっかな」

あかりは呟いて、飛び出した。

「潰させない」

「あかり！？」「え！？」

{”破壊光線”！！}

白く、目映く光る破壊光線がマグマの塊を粉々に砕き割った。

「？」

赤犬は自分の能力を防いだ謎の獣をまじまじと見た。

あかりはシュン、と人の姿になり、振り返った。

「お久しぶりです、皆さん。」

あかりが少しはにかんで挨拶し、皆はあまりにそぐわない光景に唖然となった。

「あ、あかり？？」

「はい、そうですが……？」

「雰囲気変わったな」

「ふふふ、そうですか」

あかりは満足そうに笑んで、ふわっと飛び降りた。

「やりきらなくちゃ、ね。」

あかりが降りて、残っていた船員も戦場へ進んだ。

「あかり、か？もう記憶は戻ったのか？」

「イゾウ隊長、記憶は戻りました。

……あの、いままで記憶がなかったとは言え、本当に失礼しました。」

「ククッ、気にしなくていい。俺はあのままでも良かったがな」

「私にとっては黒歴史でしかないです」

あかりは恥ずかしそうに顔を逸らし、前の敵に”炎のパンチ”を食らわせた。