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8話 ページ8

貴女「それにね、小さい頃 一回だけ休みの日に 遊ぼう って誘ったことあるの。

いいよ って言ってくれたんだけど、その顔はね、疲れが出てたの。


目の下は隈ができてて、肌荒れしてた。


そんな状況見て遊べる訳ないじゃん!
その日からね、遊びに誘うのやめたの。

だってさ、私がわがまま言わなかったら ママ達はその分休めるんだもん」



話しながら弱っていく佐々木に、パッフェも元気付けようと彼女の腕の中で甘えている。



教師「お前がパッフェとずっと一緒にいるのは、自分と同じ思いさせたくないからだろ」


貴女「うん。
パッフェはね、捨てられてたの。

捨てられるまで怖い思いしてたはずなのに、これ以上 怖い思いや寂しい思いさせられない」



そう口にする佐々木を、春見は静かに抱きしめた。


その優しさに今まで堪えていた涙がこぼれ落ちる。
佐々木の背中を優しくさすり、落ち着かせる。


さすが、元ヤンで番長だっただけある。

人を見抜き、まとめる力を持っていた。



数十分 抱かれていると、少しづついつも通りの佐々木に戻っていった。



貴女「春ちゃん もう大丈夫、ありがとう」


教師「あぁ。
元気になったんなら、みんなのところ行ってこい!」


貴女「せんせーなのに授業に出ろって言わないんだ笑」


教師「こんなとこでまともな授業できねぇからな。
教えて欲しいなら遠慮なく教えるぞ笑」


貴女「遠慮しておきまーす笑笑」




完全にいつも通りの佐々木に戻った。



佐々木Aは


普段はアホみたいだけど、


スイッチが入ると強くて


でも、繊細な部分もある


そんな子。

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白雪 - 好き。 (2019年8月9日 22時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2019年8月9日 1時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)
Milky@ミルキー(プロフ) - めっちゃ好きです…!更新頑張ってください(*^_^*) (2019年7月30日 10時) (レス) id: 1a7b3850cd (このIDを非表示/違反報告)
白砂(プロフ) - やばめっさ好きやわー!!更新大変やと思いますが頑張ってくださいね!!!! (2019年7月26日 23時) (レス) id: 30dece3efd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年7月11日 8時

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