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32話 ページ32

片桐「そいつ潰すか」


貴女「んー、面倒だからいいよ」


「Aさんッ!!」



片桐と話していると、1人の下っ端が焦ったように佐々木を呼んだ。



貴女「んー?どうしたー?」


「今校門で、Aさんに会いたいってヤツらが…」


相良「この送り主じゃねぇの?」


貴女「えー めんどくさぁい」


瀬尾「そんなこと言わないでくださいよォ」



溜まり場に入ってきた瀬尾に、その場にいた誰もが驚いた。


警戒心剥き出しの片桐や相良たちを見ながら、瀬尾は佐々木に声をかけた。



瀬尾「佐々木A、久しぶりだなァ」


片桐「お前の知り合いか?」


貴女「いや知らない」


瀬尾「嘘だろ?!」


貴女「誰?

…あ、もしかして中学の時私に負けた人?」


瀬尾「覚えてンじゃねぇか!!」


貴女「あ、マジで負けた人だったんだ」


相良「Aに負けた野郎がウチになんの用だ」


瀬尾「開久潰そうと思ってよォ」


「「………はははははっ笑」」



瀬尾の言葉に一瞬静まり返ったが、すぐに笑い声が響いた。



「むりむり笑」


「Aさんに負けたヤツがウチ潰すとか笑」


「いい子ちゃんはお家帰ンなァ」


瀬尾「そんな風に笑ってるけどよ、コイツ見てもそんな事言えんのか」



その言葉と同時に入ってきた人物を見て、佐々木は驚きを隠せなかった。



太郎「瀬尾さん何で置いて行くんすか〜!」

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白雪 - 好き。 (2019年8月9日 22時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2019年8月9日 1時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)
Milky@ミルキー(プロフ) - めっちゃ好きです…!更新頑張ってください(*^_^*) (2019年7月30日 10時) (レス) id: 1a7b3850cd (このIDを非表示/違反報告)
白砂(プロフ) - やばめっさ好きやわー!!更新大変やと思いますが頑張ってくださいね!!!! (2019年7月26日 23時) (レス) id: 30dece3efd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年7月11日 8時

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