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3話 ページ3

紅野の学校に着くと、三橋の作戦通り
伊藤とパッフェを置いて校長室へ向かった。



教師「お久しぶりでーす」


校長「おお!春見さん!!
久しぶりだねぇ。

先生になったんだってね。
ってことはこの子たちは教え子かな?」


教師「まぁそんなところですね笑」


三橋「こんな絵に書いたようなハゲた校長っているんだな…」


貴女「ふふっ笑」



春見と校長は世間話を始めた。

佐々木と三橋は、校長の頭部を見つめながら小さい声で話す。


それに気づいた春見は本題を切り出した。



教師「世間話もこれくらいにして、本題に入りましょう」


校長「おぉ、そうだな。
えっと白原くんが助けた犬の飼い主さんたちだよね?」


三橋「はい!この子、僕の妹なんですけど
大切な犬を助けてくれてどうしてもお礼が言いたいって言ったので、無理を言って来させていただいたんですよー」


貴女「え、ちょっと待っ…!!」



三橋の妹という設定にされた佐々木は、否定しようと口を開いたが 校長たちに見えない位置を三橋に蹴られたため押し黙った。


そんな佐々木を見て、春見は笑いを堪えている。



しばらくすると、校長室をノックする音が響いた。


校長が扉を開けると紅野改め白原が引きつった顔で立っていた。



三橋「あの時はパフェがお世話になりましたぁ」


貴女「パッフェね」


白原「……」



三橋が黒い笑顔で白原の手を握ると、白原は手を引こうとした。


しかし、握る力が強く なかなか腕が抜けない。



貴女「ムカつくけどやっぱりカッコいい…」


三橋「こらっ!
そんなこと人前で言わないのっ!!」


貴女「…っち」



完全に兄になりきっている三橋は、
ボソッと呟いた佐々木の頭を軽く叩いた。


ここで本性を出したら計画が完全に無駄になるため、佐々木は黙って三橋の妹のフリを続ける。

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白雪 - 好き。 (2019年8月9日 22時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2019年8月9日 1時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)
Milky@ミルキー(プロフ) - めっちゃ好きです…!更新頑張ってください(*^_^*) (2019年7月30日 10時) (レス) id: 1a7b3850cd (このIDを非表示/違反報告)
白砂(プロフ) - やばめっさ好きやわー!!更新大変やと思いますが頑張ってくださいね!!!! (2019年7月26日 23時) (レス) id: 30dece3efd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年7月11日 8時

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