12話 ページ12
部屋着に着替え、パッフェにエサをあげるとリビングへ戻る。
お風呂から戻ってきた相良は、ご飯が並べられているのを確認すると自分の定位置へ座った。
相良「地味だな」
貴女「家の中なんだから 派手にする必要ないでしょ」
相良「相変わらず メシはうめぇ」
貴女「ほんと?!
ありがとう!」
相良「テメェいつもこんなん作ってんのか?」
貴女「いつもはもっと簡単なやつだよ」
相良「へぇ、俺様のためにってか」
貴女「まぁ、無理やり連れてきたし、
これくらいはやらないとじゃん」
相良「メシ」
貴女「ほんと、いっぱい食べるよね」
相良「テメェが食わなすぎんだよ」
何度もご飯をお代わりする相良。
そんな彼にご飯をよそいながら、自分が相良の母になった気分でいた。
普段からは想像できないほど大人しくご飯を食べている相良。
そんな彼をぼーっと眺めていると、それに気づいた相良が口を開いた。
相良「ンだよ」
貴女「髪おろしてるのもかっこいいなぁって」
相良「俺様に惚れちまったわけか」
貴女「んなわけないでしょ!
ただ単にかっこいいと思っただけですぅー!
ってか、お風呂上がってもそのアクセサリーつけてんだね」
相良「この服が地味だからな」
貴女「そのネックレスいいなぁ。
ちょーだい」
相良「はぁ?テメェで買えよ」
貴女「ケチだなぁ」
相良「まぁ、これつけりゃ テメェもちっとは開久らしくなんじゃねぇの?」
貴女「え、くれるの?
ありがとう!」
相良は自分の首にかかってるネックレスを外し、佐々木に渡した。
相良も何だかんだ佐々木に甘かった。
相良だけでなく、開久から大切にされているが、
佐々木はそれに気づいていない。
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白雪 - 好き。 (2019年8月9日 22時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2019年8月9日 1時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)
Milky@ミルキー(プロフ) - めっちゃ好きです…!更新頑張ってください(*^_^*) (2019年7月30日 10時) (レス) id: 1a7b3850cd (このIDを非表示/違反報告)
白砂(プロフ) - やばめっさ好きやわー!!更新大変やと思いますが頑張ってくださいね!!!! (2019年7月26日 23時) (レス) id: 30dece3efd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2019年7月11日 8時