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9話 ページ9

貴女「そう言えば、金髪くんの名前は?」


三橋「三橋貴志。
貴志って呼んでいいぞ」


貴女「三橋ね」


三橋「だから貴志って…」


貴女「三橋ね」



どうにかして下の名前で呼ばせたい三橋だったが、
佐々木の威圧感に負け諦めた。



貴女「ねぇ、石橋と吉村って人知ってる?」


三橋「誰だそれ?友達かなんか?」


貴女「やっぱ知らないかぁー。
ん?三橋…石橋…三橋…」



佐々木は三橋、石橋と交互に言うと何か思いついたように大声をあげた。



貴女「あ!
三橋 一緒に来てよ!!」


三橋「デートなら喜んで!」


貴女「違う。
一緒に開久来てよ!」


三橋「はぁ?!
嫌に決まってんだろ!!

そもそも 俺の名前は三橋だって聞いてた??」


貴女「やっぱダメかぁ〜。
三橋と石橋って似てるからいいと思ったんだけどなぁ。

ねぇ パッフェ?」



パッフェにそう問いかけるが、パッフェは鼻を鳴らして首を少し傾げるだけだった。



貴女「あ、じゃあ
知り合いに 吉田とかいない?

石村でも、吉岡でも、大橋でもいいよ。
もう、そこら辺で適当に見繕っちゃぉー」


三橋「うん、よくないからね?
君、結構 適当なんだね」


貴女「だって どんなに探しても見つからないんだもーん」



この適当全開の佐々木を三橋も良い人認定した。

そもそも、いくら開久と言えど 犬を連れていて女である佐々木が悪い人には見えなかった。



貴女「仕方ない、明日も探すかぁ〜。
じゃあね、三橋」


三橋「おう。
適当な人を連れてくんじゃねえぞ」


貴女「わかってる〜」



そう三橋は釘打って佐々木と別れた。



三橋と佐々木が話している間


片桐たちがやっと

石橋という生徒は存在せず
本来探すべき人は三橋だという事に気付いた。

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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年7月7日 15時) (レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー!!これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年6月22日 20時

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