8話 ページ8
行き止まりの所まで来てしまい、
三橋が今井と警察を川に落とすと この追いかけっこに終止符が打たれた。
三橋は勢いで連れてきた佐々木に今一度向き直り声をかけた。
三橋「お姉さん、俺、かっこよかったですよね」
貴女「かっこいいと言うか卑怯な気が…」
三橋「喧嘩は、勝てばいいんです」
そう格好つけながら途切れ途切れに言う三橋を
面白そうに笑っている佐々木。
三橋「なんであんな所に？」
貴女「喧嘩する音が聞こえたから」
三橋「好奇心旺盛なお嬢さんですねぇ。
でも、危ねぇからあんな所もう来るんじゃねぇぞ」
貴女「大丈夫だよ」
三橋「大丈夫じゃねぇだろ。
さっきみたいに開久の喧嘩に巻き込まれんぞ」
貴女「ねぇ、本当に気づいてないの？
私の制服見て？？」
三橋「制服ぅ？」
佐々木にそう言われ、まじまじと佐々木の制服を見る。
そこでようやく何かに気づいた三橋は大声をあげた。
三橋「お前、もしかしてアイツらの仲間？！」
貴女「そう！
私の学校 開久なの」
三橋「ンだよ〜。
助けて損したじゃねぇかよ」
貴女「あ、私は一回も助けを頼んでないからね」
三橋「っつーか、何で開久のヤツが犬なんか連れてんだよ」
貴女「開久にだって犬が好きな人くらいいますぅー」
三橋「想像できねぇ…。
で、名前は？」
貴女「私は佐々木A。
この子はね、パッフェっていうの」
三橋「パフェ？」
貴女「パッフェ！
パフェにしたら、パフェ食べるときにこの子が脳内チラついて美味しく食べれないでしょ」
三橋はパッフェの紹介を聴きながら頭を撫でていた。
それを見た佐々木は
この人は良い人
そう認定した。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
