49話 ページ49
岩田「仲間に捨てられた可哀想な男だ。
…なぁ、ユタカの時みたいに助けてくれよ」
地面に横たわったまま、岩田は佐々木に懇願する。
しかし佐々木は黙って見下ろしているだけ。
しばらくして、ハンカチをポケットから取り出した。
三橋「おいA、こんなヤツ…」
貴女「うるさい」
こんなヤツ 助ける必要ない。
そう言おうとしたが、三橋の言葉を無視し 佐々木は岩田に近づいた。
この場にいる全員が、佐々木の動向を見守っている。
貴女「さてさて、助けて欲しいんだっけ?」
岩田「…あぁ」
貴女「でも、あんた達さぁ 私のケーキ ダメにしたしねぇー」
相良「まだ言ってンのかよ」
岩田「それはアンタが勝手に投げつけてきたんだろ…」
貴女「ふふっ笑
そっか、そうだね」
取り出したハンカチをパッフェの目に巻きつけ、視界を塞いぐ。
そしてそのまま、近くに居た下っ端にパッフェを預け今一度 岩田に向き合った。
貴女「まぁ、許さないし助けないけど」
そう笑いながら言い、岩田の腹部を蹴り入れた。
三橋/伊藤「「怖ぇぇ…」」
貴女「ケーキ壊しといて許されると思った?」
そして気絶した岩田の懐から財布を取り出し、お金を抜き取った。
貴女「これで許してあげる。
…さてパッフェ帰ろうか〜!
昨日の夜のお詫びとして何でも食べて良いからね!」
そう笑顔でパッフェの目隠しを外しその場を離れた。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年7月7日 15時) (レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー!!これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2019年6月22日 20時