28話 ページ28
先程行かないと決め込んだ三橋だが、何故か下駄箱で話していた。
貴女「遅い!」
三橋「オメェが他の生徒脅したから仕方なく来てやったんだからな!!」
そう、待ちくたびれた佐々木が他の生徒に声をかけて三橋たちを呼び出したのだ。
貴女「別に脅してないよ」
三橋「はぁ?よく言うぜ。
味方あんなに引き連れてよ」
貴女「え?私1人だけど….」
伊藤「校門の所にすごいいるけど」
その言葉に振り返ると、数人の下っ端と目があった。
目があった下っ端たちは急いで隠れる。
貴女「どうりで他の生徒が怖がる訳だ」
三橋「知らなかったのかよ」
貴女「はっ!
下っ端くん達が付いてきてるって事は…片桐にバレてる?!」
伊藤「しかも黙ってきたのね」
貴女「あー、やばい。
絶対怒られるヤツだ…」
理子「何て言って出てきたの?」
貴女「トイレ」
三橋「便所がそんな長ぇわけねぇだろ」
伊藤「で、Aちゃんはどうしてここに?」
貴女「あぁ…、ハンカチを返してもらおうと思って。それ持ってたら 京子ちゃんに浮気だと思われちゃうでしょ?」
伊藤「わざわざ悪いね。本当は俺が行かなきゃいけねぇのに」
貴女「気にしないで!
誰かさんのせいでサツが見張ってて暇だったし。
それに2人が開久に来たら色々面倒でしょ?」
三橋「それはテメェんとこのゴリラが襲ってくるからだろ」
普通に笑って話している佐々木だが、完全に浮いていた。
開久の生徒だという点で浮いているのではなくて、
犬を連れているのが浮いているのだ。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年7月7日 15時) (レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー!!これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2019年6月22日 20時