26話 ページ26
【翌日】
貴女「ひまぁぁぁ！」
相良「うるせぇよ」
貴女「だって警察居るから動けないじゃん！
暇じゃない？！」
朝から響く佐々木の声に相良は眉を顰める。
昨日の一件で 開久には警察がついたのだ。
定位置に座っている佐々木の腕には相変わらず パッフェが握られている。
貴女「あ、伊藤にハンカチ貸したままだ」
相良「お前 ンなもん持ち歩いてたのか」
貴女「当たり前でしょ。
みんなすぐ怪我するんだもん」
片桐「取り行くのか？」
貴女「そのうちね〜」
片桐「今はサツが張ってる。
やめとけ」
貴女「あ、じゃあ茶店行こうかな」
片桐「ここで大人しくしてろ」
全て却下された佐々木はいよいよやる事がなくなってしまった。
普通の人ならここで 教室に行くだろうが、ここは開久。
教室に行くという考えを持っている者はいない。
暇を持て余すこと数時間。
いつのまにか溜まり場には佐々木しか残っていなかった。
そして当の本人は 片桐のソファに パッフェを腕に抱えたまま寝てしまっていた。
片桐「……」
相良「どうした智司。
……Aか」
購買から戻って来た片桐たちは、ソファで眠っている佐々木を見つけた。
相良「起こすか？」
片桐「あぁ」
相良「おい。A 起きろ」
貴女「…んぇ？
あれ、みんな帰って来たの？」
相良「智司が座れねェからどけ」
貴女「あ、ごめん」
相良に起こされた佐々木は嫌がることなく、自分の定位置へ戻った。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
