もしもの話 ページ32
岡本さんとのことがあってからメンバーが更に過保護になりました。
きょもは私にベッタリになった。
今も私の隣にピッタリ座って私の手を弄っている。
『くすぐったいんだけど、どうしたの？』
京本「今日、ご飯行こう！」
『あー、ごめん…今日ドラマの撮影が…』
京本「またあの俳優さん！？」
『そう』
京本「えぇ…じゃあ今日はご飯諦める」
『ごめんね、また行こう？』
京本「うん」
ｰｰｰｰ
ドラマの撮影が予定より早く終わり、家に帰る。
マンションの入口近くで視界の端で人影が動いた。
『あ』
チラリと見たらその人は見慣れた人だった。
京本「来ちゃった」
『おぉ…とりあえずどうぞ？』
2人でエレベーターに乗りこむ。
京本「今日はね、Aの家に泊まろうと思って！」
『はい！！？』
『そんな、急に』
京本「都合が悪いなら帰るよ…」
『わかった！大丈夫だから！』
きょものしょんぼりした顔に弱い私はまんまと彼が泊まるための作戦に引っ掛かるのであった。
京本「ちゃんと服とかは持ってきたから」
『そっか、ご飯は？』
京本「今日は諦めるって言ったでしょ？だから食べてきたっ！」
『そう、良かった』
その後、ちょっとTVを見て、お風呂に入った。
京本「Aと同じシャンプー使ったのに匂い違う？」
『あぁヘアオイルかな？』
京本「すごい良い匂いする」
『本当？じゃあ、暫くはコレだな』
髪を乾かしてもらい、まったりしていたら、きょもが真剣な顔をして私の名前を呼んだ。
京本「今から大事な話するね」
『…飲み物取ってきていい？』
京本「うん」
なんとなく何の話をするのかが空気感で伝わってくる。
覚悟を決めなきゃいけないのかもしれない。
紅茶を持って戻る。
『はい』
京本「ありがとう」
京本「話なんだけどさ…俺、本当にAのことが好き。」
『…うん』
京本「正直、岡本さんのこと聞いて気が気じゃなかったし、Aのこと好きな人まだ沢山いるんだろうなって思ったら余裕なんてない。」
京本「それぐらいAのことが好き。付き合ってほしい。」
『ありがとう』
まっすぐ目を見つめて想いを伝えてくれるきょもから逃げるなんて事はできない。
『私はきょものことメンバーだと思ってる』
京本「うん…」
『それ以上でもそれ以下でもない…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 769人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - カラオケとか居酒屋とかスポーツジムあるけど居酒屋とか買い物できるところは行けてジムとカラオケは無理ですね (2020年6月6日 19時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 美紀もスノストの動画とかジャニーズの動画見てます作者さんの住んでいる地域コロナウイルス大丈夫ですか(・・? (2020年6月5日 10時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めましてSixTONES大好きです大我君と北斗君と樹君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気をつけてくださいね (2020年6月4日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ただのスト担 | 作成日時：2020年6月3日 0時
