再会 ページ8
あの日から約7年
もう30歳近い私だけど1日でも大我のこと
忘れたことはなかった
だけど私は心のどこがで
「もう会えないんじゃないかな」
そう思っている自分がいた
それにあのあとウェディングプランナーとして働き出した私はたくさんの夫婦をみて
私も結婚したいなって思い始めてる
でも大我を越える人がいない
そう思ってるから
大我ともう一度会いたい
大我の笑顔が見たい
大我の「好き」って
そういってくれる声が耳の奥に残ってる
「早く戻ってきて」
そう呟いたら
フワッとしたものが
頬に触れた
空を見上げると
雪が降ってきた
大我とであったのもこんな日だったな
そう思い出したら
正面の信号で人混みに紛れて
ポケットに手を入れて歩いてる
綺麗な金髪を見つけた
何年たっても
間違えるはずのない
間違えたくない
大好きな人の
私より大きな背中
そんな背中に向かって
「大我!!!」
と呼びかけると
振り返ったその顔は大好きな
大我で
すごい驚いた顔をしている
そんな大我の胸に向かって勢いよく駆け出した
大我の元に行くと大我は
『びっくりした笑
美月やっと見つけたよ
あのさ7年越しだけど
俺と結婚してくれませんか?』
そう言って
指輪を差し出した
私は迷わず
「はい!」
そう答えると
大我の手を掴んで
二人で手を繋いでいつもの帰り道を7年ぶりに歩き出した
私達二人が7年間肌身放さず
お揃いで持っていたネックレスは
今日から永遠を誓う
ダイアの指輪に変わりました
一度は離した大我の手をもう二度と離さないよ
絶対に、、、、
今日家に帰ったらゆあに
「大我と結婚するよ」って電話しよう
そして大我の大好きなトマトの料理を作って
大我にはコーヒーを入れてもらおう、、
そして
ずっと大好きだよ
そう伝える
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作者名:☆蒼羽☆ | 作成日時:2019年1月14日 20時