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「ごめんね、そんな若かったのに上に見ちゃって
じゃあAさんじゃなくてAちゃんて呼ぼっと
はぁ..にしてもそっか24かー..もう俺なんかオッサンだよね。四捨五入したらアラサーだもん」
「いやいや、20代はまだ若いですから..！」
「いやーどうかな。最近は階段で1階分登るだけですぐ息切れするから」
「あ、分かります..！すぐに動悸と息切れがくるんですよね..」
「そうそう。衰えをすごく感じるんだよ」
ははは、と楽しそうに笑う京本さんを見て、私もなんだか嬉しくなる
そう思う傍らでとある謎の興奮が身体中を支配していた
それは、めっちゃ女子顔負けの顔立ちのとお肌の綺麗さを兼ね備えた京本さんの横顔
そこらの女性..いや、下手したら私よりも綺麗な肌してる
ニキビもないし吹き出物もない。文字通りすべすべのお肌
そんな熱烈な視線が彼に伝わっていたのかこちらを見て、どうしたの？と笑いかけてくれる
なんでもないです、と首を振り慌てて目をそらす
なんだろう、なんて言うんだろう
異性のお見合い相手と一緒にいると言うよりは
絵本の中から飛び出してきた王子様と一緒にいるっていうふわふわした感覚がする
あれだ、夢を見ている感覚。だってこんな美形見たことないし
「着いたよ。ここ、俺の行きつけ」
「わぁ....」
明るい街中にひっそりと佇んでいる小さなバー
なかにはいってみると、凄くモダンで落ち着いた雰囲気
今日は週末だからか飲みに来ている人が多くて、カウンターはほぼ埋まっている
京本さんはバーのマスターにお辞儀をしてから、二人がけのテーブル席に私をエスコートしてくれる
私たちが座ると、マスターさんがサッとこちらの方へ
「いらっしゃい。珍しいね、大我が人連れてくるなんて。しかも女性とか
何かあったの？」
「お見合い中なの。お互いの親が友達同士でね。放置されたから、飲み直しに
あ、Aちゃん。紹介するね。この人、このバーのマスターやってる、宮舘涼太さんね」
「初めまして。漣Aと申します」
「ごきげんよう、レディ。何を飲まれますか？」
レディと呼ばれたことに引っかかりつつも、何を頼んだら良いか分からず慌てふためく
そんな私に京本さんは笑いながら「おまかせにしてみたら？舘さんセンスいいし」と助け舟
おまかせで、とお願いすると、宮舘さんはふんわりと優しい笑みを浮かべ
かしこまりました、と言ってとても綺麗なお辞儀をした
Merry Christmas Story１→←８ Taiga
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朔蘭- sakura -(プロフ) - ハルねこさん» ハルねこさんコメありがとうございます！なるほど、そういう手段がありましたか..！天才ですね(｀・ω・´)更新頑張らせていただきます！！ (2019年1月1日 19時) (
レス) id: a12974444f (このIDを非表示/違反報告)
ハルねこ - こんにちは！いつも楽しく読まさせて頂いてます！私は紅白リアタイ、ガキ使録画派です！これからも更新頑張ってください！ (2019年1月1日 17時) (レス) id: f507f19e2b (このIDを非表示/違反報告)
朔蘭- sakura -(プロフ) - 和香(わか)さん» (・Д´･ *)ﾎｫﾎｫ 早くデビューして欲しいわぁ〜。更新頑張るね！ (2019年1月1日 15時) (レス) id: a12974444f (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - 私は紅白派だよ〜！私もカウコン発狂した笑デビューいつかな？更新頑張って！ (2019年1月1日 14時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2018年12月23日 0時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔蘭- sakura - | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2018年12月17日 16時
