マーメイドの初恋2 (ページ4)

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か｢A～久しぶり｣
『かれん!!』
か｢時間が惜しいわ行きましょう｣
『うん♪』

2人は周りの店を見ながら歩きはじめた

硝(これはまた…)
傑(綺麗な子だね…)
硝(あの子が、Aの言ってた子か)
悟(似てる…)

((えっ…??))

悟((あの女…アノコ(･･･)に…
どことなく、雰囲気が…))

五条の脳裏にマーメイドのAが浮かんだ

硝｢あっ、この服いいな｣
傑｢試着してみたら?｣
硝｢ん～…｣

悟｢おい、見失うぞ｣

硝｢いいんだよ
大体、追っかけられたら困るし…｣ﾎﾞｿｯ

｢｢??｣｣

硝｢買ってくるから待ってろ｣

硝子は、服をもって会計しにいった

『ん～…』
か｢A、これなんてどう?｣
『ステキ///
かれんは、なんでも着こなすよね』

か｢ありがとう
他の店にも行きましょう｣

A達は、目につく店に片っ端から入っていった

悟(やっと見つけた…)
硝(はぁ…)
傑(硝子…?)
硝(なんもない)

か｢で、いいのあった?｣

『ん～…』

か｢五条悟だっけ?
メールで書いてたけど、どんな人なの?｣

悟(俺の話かよ…)
硝(面白くなってきた(笑))
傑(硝子…;)

『規格外な人?』

((A…))

か｢いや、そうじゃなくて…
なんか性格とか食の好みとかさ、あるでしょ｣

唖然とする外野をよそに、かれんは冷静に突っ込んだ

『白い髪に青い瞳が綺麗ね』

か｢……｣

悟(Aのやつ…)

傑がニヤニヤして俺を見てるのを感じ、ウザいから腹を殴った

『でも、性格はともかく外見が整ってるから顔だけで、ご飯食べていけそう』

いつの間にか復活した傑は、Aの発言に腹を抱えて爆笑してて
硝子は、下を向いて笑ってない振りをしながらも肩が揺れていた

『これが写真』

Aは携帯を、かれんに渡した

か｢あら…ちゃんと見るのは初めてだけど…
確かに綺麗な顔してるわ｣

『1回、マジで女装させてみようかしら…』
か｢で、彼の食の好みは?｣
『甘いものが好きね』
か｢色とかは?｣
『さぁ?』

Aは、首を傾げた

『欲しいものは、自分で買う人だから
お金持ってるし…』

か｢…なにはともかく大事なのは、Aの気持ちでしょ?｣

『気持ち…』
か｢彼の誕生日なんでしょう?｣
『うん…それに…』
か｢そうだったわね｣

か｢まあ、どちらにしろ
Aが、ちゃんと選んで彼にあげるしかないよ
今日は、決まるまで付き合ってあげるから
これから、歌手になる人間が泣きそうな顔はダメよ｣

『ありがとう』

Aは、微笑みを浮かべた