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番外編:かれんと、さしす組の出会い ページ3

悟「最近、アイツ
おかしくね?」

硝「気のせいだろ」
悟「……ぞ」

「「なんて?」」

悟「追いかけるぞ!!」

五条は、肩に置かれた手をはらいのけ声をあげた

硝「えーやだ
めんどくさい
デートかもしれないじゃん」

傑「こればっかりはね
プライベートだし、Aの自由だろ」

悟「タバコ1カートン」
硝「ノった」
傑「硝子…」

硝「まあ、待て
夏油」

硝子は、五条から離れ夏油を呼び寄せた

硝「夏油、これはいい機会だ」
傑「どこがだい?」
硝「Aを尾行することで、デート相手が分かる」

傑「Aの気持ちは分かりきってるだろ」

硝「確かにな
Aが好きな奴が出来た可能性が1割り
ないに等しい
だが、自覚するかはともかく、五条にはいいチャンスだろ」

傑「確かに…」
硝「ここは尾行すべきだ」
傑「仕方ないね
悟、飯奢りだからね」

悟「分かったって!!」

3人はAの後を追いかけた

硝「分かってはいたけど…」
傑「原宿でも、遠巻きに浮いてるね…」

悟「誰かきた…」

『あっ、尾崎さん!!』

Aは目的の人物、尾崎に向かって手を振った

硝「あれが、Aの相手か…」
傑「随分と年上だね」
硝「年上が好きなんじゃない?」
傑「そうなの?」
硝「さぁ…でも、私は年上がいいな
ガキは嫌じゃん」

Aを見ながら話を続ける2人をよそに五条は無言でジッとAを見ていた

悟「A…」

硝(めっちゃ効いてるな)
傑(流石にねぇ…)

A達がカフェに入ったのをみて、五条達も入店した

「Aさん、今日こそ返事を」

(((告白の返事…?)))

『…1つ、質問いいかしら』
「なんでしょう?」
『貰って嬉しいものってある?』

「はい??」

Aは、無言で相手を見ていた

(((うわぁ…今日もマイペースだなぁ…)))

「そっ…そうですね
相手との関係性によりますが、恋人なら手作りのものとかでしょうか…;」

『手作り…
恋人じゃないしなぁ…
それに、好きな食べ物とかしか知らないし…はぁ…』

「Aさん、好きな人いるんですか…?」

(((ぶっこんだ質問だな…)))

『さぁ…どうかしら』
「Aさん…」
『あっ、そうだ返事なんだけど受けるわ』

「えっ、あぁはい…
はい〜!?今、なんて!?」」

『だから、受けるって
ほら、これ』

Aは、自身のサインが入った紙を渡した

「確かに…
Aさん、ありがとうございます!!」

『いい天気ね
じゃあ、ワタシはこれで
他に行くところがあるの』

Aは、テーブルに珈琲代をおいて立ち去った

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作者名:卯月 | 作成日時:2023年12月22日 22時

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