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傑「Aとデートしてみたら?
夢をみるくらいだ
少なからず意識してるってことだろ?」

悟「意識?ないな」
傑「じゃあ、Aと寝てみるとか」

悟「それこそありえねぇ
同期だぜ気まずいじゃん
それに、アイツには簡単に手をだしたくねえ」

傑(それ、夢をみている時点で手遅れだよ…)

悟「ったく、あの女のせいだ」
傑「あーAの友達?」

五条は、無言で頷いた

傑(彼女の言ってること、あながち間違いじゃないんだよなぁ…
でも、こればっかりは本人が気づかないと意味ないし
とりあえず、そっとしとくか)

夏油は、五条に頑張れと謎のアドバイスをしてゲームをはじめた

その頃、Aは…

『話していても会うのは記憶が戻って以来…
調子はどう?天元』

「大丈夫だ」

『いよいよね
500年に1度の星奬体との同化の時』

「あぁ
だが、私が同化するのを気にくわない者もいる」

『あのこ達か…』

Aは、ヤレヤレと溜め息をついた

「君にも行ってほしいが予定通り、五条悟を追加で夏油傑を護衛につかせる」

『任務に行ってるだけ勘弁して』

「わかっている契約は絶対だ」

『…いつの時代もままらないものね
争いが尽きないもの』

「だからこそ、光が必要なのだ」
『ワタシはワタシの役目を全うするだけ』
「死ぬつもりか」

『いいえ
だけど、傍にいたいだけでズルズルと来てしまった
それもそろそろ終わりにしないといけない
刺し違えてでも深海の王ガイトを止める』

「……」

『アクアレジーナは、古の聖戦で力を失い身体を失った
その存在は、一時的に顕現しても幻のようなもの
それでもなお、人を愛し争いの世を憂い流れる人々の血に嘆き悲しんでいた
だからこそ、オマエ達と不可侵という契約を結んだのだ

ワタシは、代理として責任を果たさなきゃいけない』

「では、予定通りに?」

『星奬体の件は、ワタシも見守るわ
多少は手を貸すかもだけど、それは星奬体次第ね
人の本質は変わらないもの
呪霊の存在がそうだ』

「見守ってくれるだけでいい
君は助けてくれるだろうから」

『オマエの思い通りか』

「…私は聖なる光を信じているだけだ」

『…壊れてない理もあれば壊れてる理もある
宿儺の指がそう』

「遠い未来だろうが勝てるのか?」

『分からない
ワタシは未来が見えるわけじゃないから
けど、果てしなく遠い時を生きるあのこ達と今を生きる者達だと
今を生きる人の願いのほうが強い』

「すべては必然か」

『信じましょう
未来を闇をも照らす聖なる光を』

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作者名:卯月 | 作成日時:2023年12月22日 22時

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