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「「恐ろしい子…」」

硝「A、帰ろう」
『そうね』
歌「ところで、この大量の荷物なんなの?」

『えっと、連絡途絶えたって聞いて
もしもの為に軽食を持ってきたんです
あと、フランスに行ってたんで歌姫センパイと冥さんにお菓子とコスメ、服のお土産ですね』

高専に帰宅したところに直行だったので荷物置く暇なくて…
ゴメンなさい…

歌「A…アンタって子は、ありがとう
ずっと、そのままでいて!!
ほんと五条が憎い!!Aのハート泥棒め!!」

冥「気にしなくていいよ
それより、お土産ありがとう
ブランド物まで高かっただろう?」

『安かったですよ
なぜか安くしてくれて…』

歌「そういえば、"歌手"始めたんでしょ?
テレビ見たわ」

『熱烈なスカウトに負けまして…』
歌「Aは歌でも呪霊が祓えるんだから向いてるわ」
『ありがとうございます』

A達を乗せた車は高専にむかっていった

そして次の日…高専にて

<続いて昨日、静岡県浜松市で起きた爆発事故
原因はガス管の経年劣化!?
天気の一時的急変も確認されています
現場の節アナウンサー!?>

「この中に"帳"は自分で下ろすから"と補助監督を置き去りにした奴がいるな
そして、"帳"を忘れた 名乗り出ろ」
──────1級術師 夜蛾正道

悟「先生!!
犯人探しはやめませんか!?」

「悟だな」

全員が五条を指さしたのを見て夜蛾は教育的指導、拳骨をいれた

悟「そもそもさぁ、"帳"ってそこまで必要?
別に一般人(パンピー)に見られたってよくねぇ?
呪霊も術師も見えねぇんだし」

硝子は五条のサングラスで遊んでいた

傑「駄目に決まってるだろ
呪霊の発生を抑制するのは、何より人々の心の平穏だ」

硝(真っ暗〜)
(似合ってるよ)
硝(Aがつけたら芸能人だけど芸能人だね)

(ねぇ…どうしよ
悟の拗ねてる姿も可愛いしバスケしてるとこもカッコいい)

硝(気のせいだ)

傑「その為にも、目に見えない脅威は極力、秘匿しなければならないのさ
それだけじゃない」

悟「分かった分かった
弱い奴等に気を遣うのは疲れるよホント」

傑「"弱者生存"それがあるべき社会の姿さ
弱気を助け強きを挫く
いいかい悟
呪術は非術師を守るためにある」

悟「それ、正論?
俺、正論嫌いなんだよね」

傑「…何?」

悟「呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ
それこそ弱者がやることだろ」

悟「ポジショントークで気持ち良くなってんじゃねーよ
オ"ッエー」

Aは、硝子に連れられココから逃げ出した

番外編:五条悟の煩悩→←・



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作者名:卯月 | 作成日時:2023年12月22日 22時

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