マーメイドの初恋2 (ページ2)

今日:37 hit、昨日:52 hit、合計:8,320 hit

･ページ2

｢失礼します!!｣

威勢のいい声と共に1年2人が教室に入ってきた

悟｢はい
これかけて、かぶれ｣

『本日の主役…って
どこで買ったのそれ…』

悟｢100均｣
『100キンって何でもあるのね』
悟｢キンって…オマエ、100均知らないだろ｣

『うっ…;』

｢話は後にして取り合えず、自己紹介しろ!!｣

鶴の一声ならぬ、先生の一声で一瞬で静かになった

傑｢えっとじゃあ、黒髪の子からお願い
悟、マイク｣

ノリノリの五条は、1年の帽子を奪いかぶって1年にマイクを向けた

｢灰原雄です!!
好きな食べ物は米です
先輩たちみたいに強くなれるように頑張ります!!｣

ワンコ系みたいな子…

｢七海健人です
よろしくお願いします｣

これはまた…クールな子

『真逆のタイプだね』
硝｢灰原は犬で七海は猫だな｣
『あ～わかる』

傑｢次は私達の紹介だね
私は、夏油傑だよ｣

悟｢五条悟｣

硝｢家入硝子
反転術式の使い手だから怪我したら来なよ｣

『最後はワタシ、白波Aだよ
術式は別だけど反転術式は使えるから、硝子がいなかったらおいで』

｢よし、自己紹介はすんだな
あとはオマエ達で親睦を深めろ｣

『じゃあ、そろそろ行く?』

悟｢だな
腹、減った｣

『1年生、ついておいで』

それから、教室をでて食堂にむかった

七｢これは?｣

『2人は聞いてると思うけど、申請したら寮母さんが作ってくれるんだけど
今日は特別』

｢悟ちゃん達も、先輩か～｣
『あっ、十和さん』
悟｢げっ…ババア｣

｢誰がババアだって…
ババアだの、お婆ちゃんだの言わないでって言ったわよねぇ…｣

悟｢ギブ!!ギブッ…!!｣

寮母さんは、五条の頭のコメカミをグリグリとした

七｢……｣
灰｢仲いいですね｣

傑｢寮母さんは、悟の母親のお母さんでね
たまに写真を撮って送ってるんだよ｣

悟｢あの親は別にいらないだろ｣

｢そんなこと、言わないの
あなたにも、いつか分かるわ｣

寮母さんは、五条の頭を撫でた

『悟…笑って
今日は、歓迎会なんだから』

悟｢A…｣

『仕方ないわね』

Aは、五条の口にケーキをいれた

悟｢…美味い｣
『甘いもの好きな悟の為に、新入生の分いれて大量に作ったんだから』
悟｢サンキュ｣

『さっ、みんな食べて
新入生の2人も好きなだけ食べてね』

灰｢ありがとうございます!!｣
傑｢Aが、今日の為に作ったんだよ｣

『ごめんね
2人の好みがわかんなくて…』

七｢美味しいです｣

『ならよかった♪』

こうして、新入生歓迎会は無事に終わり幕を閉じた