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A今終わったけど、何かあったの?
田邊駿一後ろ見てみ。
「…え？」
メッセージで言われた通り振り返ると
「久しぶり。」
大好きな貴方が笑って立っていた。
「な、んで」
「たまたま明日から2日間休み取れてさ、内緒で会いに来ちゃった。」
「熊本でも冬は寒いなー。」と笑う駿一が、本当に愛おしくて愛おしくて。
急いで彼の元に駆け寄り、思いっきり抱きついた。
「少しくらいは連絡しろバカッ…！！！」
「寂しい思いさせてごめんなー。あれ、泣いてる？」
「泣いてるに決まってるでしょバカ！！！バカメガネ！！！」
「ちょ、再会していきなりメガネ呼ばわりなの！？」
心に止めていた涙が止まらなくなって駿一の胸に顔を埋めると、彼は優しく頭を撫でてくれた。
あぁ、この暖かさ。この匂い。
目の前に大好きな駿一がいる。
「A夜ご飯まだでしょ？2人でどっか店入ってあったまろ。」
にこにこしながらそう言う彼は、私の腕を引っ張って歩き出した。
こんなに幸せな時間が来るなんて思ってなくて、嬉しさのあまり思わず顔がにやけてしまう。
「…あ、いやその前に話すことあった。」
「え、なに？」
駿一は私の腕を離すと、身につけているコートのポケットから小さい箱のようなものを取り出した。
「遠距離恋愛始めて多分Aのことめちゃくちゃ不安にさせてたし、もしかしたらA俺と付き合ったこと後悔してるんじゃないかってずっと向こうで焦ってた。
それにもう付き合って3年経ったし…そろそろ覚悟決めないといけないと思って。」
手に持っている箱を開けて出てきたのは、キラキラと輝く指輪。
…まさか。
「こんなに急で、身勝手な俺でごめん。Aが良ければ、一緒に東京に行って2人でこれから暮らしていきたい。
だから…どうか、俺と結婚してください。」
ずっと願っていた想いが叶った瞬間だった。
神様、今日私は世界で1番幸せかもしれません。
もちろん、私が出した答えは…
《あなたでよかった》
(あー、めっちゃ安心した！！俺外で待ってる時断られないか心配だったんだからね！？めっちゃ緊張したし！！！)
(でも会った時一瞬プロポーズのこと忘れてたでしょ。)
(はい、久しぶり過ぎて舞い上がってました。ごめんなさい。)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
リクエストで田邊さんを…！と来ていたので。遅くなってすみません！！
悪魔の囁き(xiix_Gt.Vo.)→←あなたでよかった(blen_Gt.Vo.)[ﾘｸ]
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鏡花(プロフ) - カノープスさん» わっ、わざわざコメントありがとうございます…！！初作品なのでいろいろ拙い部分もありましたが、楽しんでいただけたようで何よりです。次回作頑張ります！！ (2021年1月1日 12時) (
レス) id: 2fe5166eed (このIDを非表示/違反報告)
カノープス - 完結おめでとうございます！いつも更新される度わくわくしながら読ませて頂いてました…次回作も楽しみにしております！ (2021年1月1日 12時) (レス) id: e30a93ed77 (このIDを非表示/違反報告)
紗那_sana(プロフ) - 鏡花さん» え、すっごい楽しみですほんとありがとうございます！ (2020年12月6日 13時) (レス) id: 00903003ac (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - 紗那_sanaさん» 紗那さんありがとうございます…ちなみにこれ終わったら年明けにユニゾン短編始める予定ですのでお楽しみに…(おい) (2020年12月6日 12時) (レス) id: 2fe5166eed (このIDを非表示/違反報告)
紗那_sana(プロフ) - 了解しました！無理はしない程度に最後までがんばってください！応援してます^^* (2020年12月6日 7時) (レス) id: 00903003ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2020年9月7日 15時
