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☆
『へぇ、俺の考えをねぇ。』
「うん！」
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変なヤツらだな、
言葉こそ乱暴に見えるけれど彼の表情は穏やかだった。僕も最初は怖そうだなと思ったけど今はそんなの吹き飛ぶくらい彼の表情に釘付けになっている。表情だけじゃない、一日を通して知った彼の行動力や判断力は学びたいと願うほど素晴らしいものだった。
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『悪かったな、お前も巻き込んで』
「ううん！僕も提案に乗ったんだし！それに僕たち、」
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ペアでしょ？
素直に溢れたその言葉にAくんは最初驚いた顔をしながら固まっていたけれど、また頬を緩めてだな、と呟いた。それに乗っかるように僕は「友達にならない？！」と彼へ向けて発していた。自分でも驚くほど大きな声で。
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『‥いーけど、』
「ほっほんとに？！」
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行くぞ、
コロッケを食べ切った彼は僕を置いてさっさと歩いていく。僕はまだ残っているコロッケを頬張りながら着いていくとAくんは急に立ち止まった。何かあるのかなと覗き込むとそこには一台のテレビ。その先にはマスコミに囲まれているマンションが映っていた。
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「事件かな･･(それにしては量が多いような、)」
『俺の家』
「へ？」
『俺が借りてる…マンション、』
..
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【誰も足を踏み入れたことがないという異国の地から来た留学生【A・モルテさん】はプロヒーロー引率のもと、こちらのマンションにて過ごされるようです。ご本人はまだ帰宅なされていないようですね...また何か情報が入り次第お伝えさせていただきます】
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..
『‥はは、は、…はぁあ。』
「わぁぁあ！Aくぅぅぅん！！」
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肩を落とし、溜息をつくAくんを励ましながらテレビを見るが一向にマスコミが去る気配がない。このまま彼をあそこに帰せば･･･うん、悲劇の未来しか見えない()でもまだこっちに慣れてないだろうし一人にするにも…。
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「‥Aくん、僕の家来る？」
『‥‥まじ？』
***
「エース、まだ見つからないのか？」
「見つかる以前に手掛かりゼロ。寮長たちも血眼で探してるっつーの」
.
顔に特徴的なマークを残す男二人。
お互いに目の下の隈を隠す彼らはある一人の男を探し続ける。
.
「どこに行ってしまったんだろか‥」
「…ま、すぐ見つかるっしょ。あのマレウス様も動いてるらしいし」
.
二人だけではない。
学園中が【彼】を探して今日もアンテナを張っていく。
当の本人はそんなことを知らずして。
【友達】と【友達の母親】→←懐かしそうな横顔《side 緑谷》
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あんじぇ - 続いて欲しいです、、！ ハーツのみんなとか迎えに来て欲しい、、！！ (2023年4月10日 14時) (
レス) @page18 id: b2ea277b14 (このIDを非表示/違反報告)
ありす - いつか更新されるの待ってます！ (2022年3月7日 22時) (レス) id: 7b13a546d2 (このIDを非表示/違反報告)
フロイド大好き - ハーツラビュルのフロイド、、、ｗｗ最高ですｗ続き楽しみにしてます！！ (2022年1月1日 22時) (レス) @page17 id: 02079f421c (このIDを非表示/違反報告)
い - 最高です！男主くんのキャラも最強。。。 (2021年12月29日 19時) (レス) @page17 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ヒロアカもツイステも好きでコラボしている小説を探してました。作者さんの男主君のキャラも大好きです！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2021年11月18日 18時) (レス) id: da2e64dd7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夾
| 作成日時：2021年7月21日 17時
