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☆
『相澤、センセー？』
「！モルテ、それに緑谷か。どうした、」
『‥【正当】な勝負をしにきました』
***
***
「…はい、HR終わり。それから今日一日のポイント対決の結果、発表しまーす」
「「(やる気ね〜･･･)」」
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相澤はさも当然のように一位は、と呟く。誰もが自分自身のチームが一番だと思っているからこそ担任から零れた言葉に全員が驚きを見せつつ、同時にそのチームを見つめた。当の本人たち･･･特にまだその場に馴染みきれていない方の彼がさも当然かのように座っているんだ。
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「…200点、モルテ・緑谷ペア。以下全チーム同点」
「「！」」
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そう、そんな態度を取れるのはたった一人。この場所にまだ・全然・多分一生慣れない男。逆に隣にいる男…緑谷は顔をあげていながらも冷や汗をダラダラ流していた。もちろん、目の前にいる爆豪のせいというのも理由の一つではあるが。
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「どういうことですか！先生！！」
「どうって･･･事実は事実だ」
「以下同点･･ってなんで緑谷のチームだけが点数高ぇんだよ！」
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もちろんのこと、全員の意識・視線が緑谷たちに注がれていく。緑谷は居た堪れなさそうだが隣の男…A・モルテは驚くほど澄ました顔で前を向いていた。緑谷が送る視線に気付いたのかその視線に合わせるように見つめるのはモルテだった。
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「モルテくん！説明したまえ！！」
『･･･』
「無視とは良い度胸してんなァ？アァ"？！」
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緑谷の慌て具合とガヤにため息をついたモルテは渋々といった形で視線を相澤に向けた。理由をいう必要性がないと呟く彼を咎めたのは委員長の飯田できちんと説明しろと口うるさい。段々と機嫌の悪くなるモルテに緑谷はやっぱり慌てながら宥める。
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『他のチームからポイントをちょっとずつ貰った。以上、』
「「……はぁあ？！」」
『ポイントを稼げとは言われたけどポイントを奪っちゃダメだなんて言われてねぇだろ』
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故に反則ではない。
簡潔に言い切るモルテに変わりA組の生徒たちからはブーイングしか飛んでこない。だがモルテはそんなの前提として分かりきった事実だった、･･･緑谷は、やっぱり慌ててはいるが。
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「先生！良いのですか！」
「‥いいもなにも奪う行為も相手のポイントを閲覧する行為も禁止してはいないからな」
.
そーゆーこと、
モルテは最初からその道を考えていたのだ。
誰よりも【正当】な方法であると確信して。
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あんじぇ - 続いて欲しいです、、！ ハーツのみんなとか迎えに来て欲しい、、！！ (2023年4月10日 14時) (
レス) @page18 id: b2ea277b14 (このIDを非表示/違反報告)
ありす - いつか更新されるの待ってます！ (2022年3月7日 22時) (レス) id: 7b13a546d2 (このIDを非表示/違反報告)
フロイド大好き - ハーツラビュルのフロイド、、、ｗｗ最高ですｗ続き楽しみにしてます！！ (2022年1月1日 22時) (レス) @page17 id: 02079f421c (このIDを非表示/違反報告)
い - 最高です！男主くんのキャラも最強。。。 (2021年12月29日 19時) (レス) @page17 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ヒロアカもツイステも好きでコラボしている小説を探してました。作者さんの男主君のキャラも大好きです！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2021年11月18日 18時) (レス) id: da2e64dd7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夾
| 作成日時：2021年7月21日 17時
