涼介side ページ4
山田side✩.*˚
知念が電気を落としてくれた
俺は敵の記憶を見ることが出来た
敵の目的は金
急いで敵の頭の所へ行く
店の裏
敵の数は10人
頭を潰せばいける
知念はわざわざ俺が通る道だけ
電気をつけてくれる
きっと防犯カメラで見ているんだろう
やっと敵の頭の所へついた
敵の記憶を見た限り
頭は一人でいる
ガチャッ
頭「!」
山「こんにちは」
頭「どうやってここに来た!」
山「案外スカスカだったんで」
頭「お前らの仕業か」
防犯カメラを指さして
怒りに満ち溢れた顔をして言った
山「はい!」
俺は万遍の笑みで答えた
頭「まぁ、いい」
山「!?」
頭「俺の仲間にならないか?」
山「…」
頭「お前の頭があればきっと…」
山「仲間になる…」
頭「!?本当か!?」
山「とでも言うと思ったか?笑えるな」
頭「なに、」
山「残念だが愛しの人がいるんだ悪いな」
頭「この!」
頭は襲いかかってきた
頭「な、!」
俺は敵から奪い取った銃を頭に向けた
山「悪いな」
頭「な、なんでお、お前が銃を…」
山「答える義務もない」
バァンッ
頭「はぁ、はぁ、はぁ、」
山「あんたの過去クソだね」
俺はわざと外した
頭「な、なぜ撃たなかっ、た、」
簡単だ
あんたの記憶を見てたから。
記憶を見るのに時間がかかる
それまでの時間つぶし
山「2001年生まれの19歳だったんだね」
頭「な、なんでそれを!」
山「君はお金が無いからいじめられていた」
頭「や、やめろ!」
山「誰も味方がいなかった」
頭「やめろ!」
山「だから味方が欲しかった」
頭「ちがう!」
山「その時味方ができた」
頭「ちがう!」
山「味方だと思っていたけど違った」
頭「ちがう!」
山「学校でお金が無くなる事件があった」
頭「…」
山「みんな自分を疑った」
頭「っ、…」
山「その子だけは自分を疑っていない」
頭「ギリッ」
山「そう思いたかっただけど」
頭「ちがう、」
山「噂を流したのがその子だった」
頭「ち、ちがう!」
山「結局都合のいい金ズル」
頭「もう…やめろ、」
山「味方は1番近くにいるだろ」
頭「え…」
山「今頃親は泣いてるだろうな」
頭「…」
山「親が1番の味方だろ」
頭「グスッ」
静かに泣き始めた
俺はその部屋を出た
プルルルルルル
山「もしもし?」
知「大丈夫?」
山「ちょうど今終わったとこ」
知「こっちも今警察が来たとこ」
これで知念と会える!
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作者名:腐った脳みそ | 作成日時:2020年8月3日 22時