歯車やぶひか編 ページ24
光side✩.*˚
薮は俺を庇って殴られた
頭からは血が流れ
意識朦朧としていた
光「薮!」
薮「光… 」
光「起きて…薮、…」
薮「にげ、ろ…」
光「や、薮!やぶ、…!」
薮は力をなくし目を閉じた。
光「薮、」
大きな声で笑いだした
裏「あっはははははは自業自得だな」
許さない
光「ゆ、さ…な、い、…」
裏「あ?」
光「ゆる、さな、…い、」
裏「は?」
光「許さない!」
急に身体が燃えるように暑くなった
光「はぁ…ッ、」
裏「な、なんだよ…か、覚醒か、…」
光「許さない」
俺は裏切りの能力者を睨みつけた瞬間
裏「あ、あぁ、ッ、熱い、…熱い!」
叫び始めた
裏「たす、けて、…熱い、…熱い、」
光「許さない」
裏「お、お願いで、す…たす、けて…」
光「許さない」
裏「たす、けて、…お、おね、…ッ、が…」
裏切りの能力者は意識を失った
光「許さない」
どうしようもない怒りが込み上げてきて
一気に身体が熱くなった
あ、つい…熱い…
内側から燃えそうなくらい
熱かった
光「グハッ」
え、?
俺は口から血を吐いた
意識朦朧としていたその時
〔 ひ か る 〕
や 、 ぶ … ?
〔 愛 し て る 〕
オ レ も ア イ シ テ ル …
薮が最後の力を振り絞り能力を使い
俺に愛してると伝えてきた
ツーっと涙が零れた
そのまま意識を失った
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作者名:腐った脳みそ | 作成日時:2020年8月3日 22時