歪んだ過去。 (ページ16)

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BESTと7の出会い1 ページ16

薮side✩.*˚

俺と光と伊野尾と有岡と髙木

俺達はここを抜け出して

みんなで力を合わせて生きていくことを

決意した

最初はみんな能力があることを嫌がっていた

気持ち悪がられるから

能力を使うと目が赤く光ることが最近

わかった

周りから見れば

俺達は普通じゃない

正直能力について何も分からない

高校生になったらみんなで

ここを出ることにした

もっと能力について知る必要がある

俺達は高校生になり

能力も自分で制御できるようになった

俺達は無断で出ていく

俺を見ててくれる人達なんて誰もいない

俺たちが居なくなっても

分からないだろう

伊「これからどうする？」

有「行くところもないしね〜」

薮「俺たちと同じ能力者を探すんだよ！」

光「そしたらなにか見えてくるかもね！」

髙「どうやって探すの？」

薮「んー…」

伊「そこら辺にいるわけないしね」

こっちを向いてる男の子がいた

中「？圭人？」

岡「裕翔行こ！」

伊「ねぇ、あの子目が赤く光ってない？」

有「ほんとだ！」

光「あ、行っちゃうよ」

髙「声かける？」

薮「うん」

俺達の会話が全部聞こえているかのように

走り始めた2人

有「ちょっと待って！」

俺達もその子たちをおって走る

そしたら

その子たちがこっちを向いて歩いてくる

俺はすぐさま髙木を見た

髙木はイリュージョンブレーンを

使っていた

髙「申し訳ないけど…これぐらいしないと」

有「もしあの子達が能力使えなかったら」

伊「やばい事になるね」

その子達は俺達より年下だった

光「どこで話す？」

伊「あそこは？」

伊野尾が指さしたところは

路地裏だった

正直この子達が能力者じゃなかったら

どうしようか迷っていた

俺達の中に

記憶を消せる能力を使う者はいない

少し不安だった

でも俺達も命がかかってる

中「な、なんですか…？」

伊「聞きたいことがあるんだけど」

岡「何も知りません。」

光「大丈夫だよ殺さないから」

有「いや、逆に怖いわ！」

光「そう？」

伊「君たち…能力使えるよね？」

中「…」

岡「…」

有「名前教えてよ！俺有岡大貴！」

伊「伊野尾慧だよ」

髙「髙木雄也」

光「八乙女光！」

薮「薮宏太」

中「中島、裕翔」

岡「お、岡本…圭人」

伊「俺達も能力者だよ」

岡本くんは中島くんの方を見て頷いた

中「俺達も、」

光「そんな怯えなくていいよ！」

有「そうそう！仲間になってくれない？」