「愛してる」で塗り替えて【キヨ】 (ページ13)

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Forth.教えてくださいページ13

キヨside

キ「……んー」

長考すること20分。(そこまで長くない)
本屋の前で、俺たちは立ち尽くしていた。

『や……やっぱり迷惑ですよね……？』

キ「んな訳ねえだろ。で、どういうのは出来る？」

『んーと、これとか…………？』

なぜ本屋まで来たかといえば、俺に勉強を教わりたいらしい。まあ、俺頭いいし？イケメンだし？(自画自賛)

というわけで、何から教えていいかが分からないので、とりあえずは参考書を買いに、ここまで来たってわけだ。

『うーん……キヨさんはどういう勉強の仕方を？』

キ「さあな、忘れたわ」

『参考までに聞いてみたのにやはりダメでしたね』

キ「おい、信用しろよ」

『だって、キヨさんなら忘れてるかなあ、と思いましたから』

キ「ったく……」

そんなやり取りをしながらも、適当に参考書を見繕う。

キ「あと1冊、買ってやるよ」

『……あの、他の本でもいいですか？』

キ「別にいいけど……何を買うんだよ？」

『秘密です、後でわかりますよー』

とりあえずお金ください、と言われたので財布から1000円だけ渡した。

『ありがとうございます』

じゃあ買ってきますね！レジで待っててください！と、Aが走っていった。

走っていった方向はマンガのコーナーだった。

＊＊＊＊＊＊＊
Aside

彼は世の中ではイケメンという類に入るのだろう。
そんなことは分かりきっていたはずだった。

やっぱり、彼と離れるべきでは無かったかもしれない。

「お兄さん。1人ならアタシ達とどっかいかない？」

「ねー、聞いてるー？」

……いわゆる、逆ナンと言うやつだろうか。
キヨさんはこう見えてコミュ症なので((え
ただただ無視を突き通していた。

やはり付き人として、彼を助けなければいけないな、と思い、一芝居を打つことに。

髪を2つに束ね、ついんてー……とかいうやつにして、若干幼くする。

私は身長が結構低いので、十分なはず。

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

更新遅くてすみません、マジで。

テスト終わったので(いろんな意味で)これからはバンバン更新していきたいです(｀・ω・´)ｷﾘｯ

【追記】
参考書を間違えて教科書にしてました(；´Д｀)
修正しましたので。すみませんでした