Memory ( あお ) (ページ4)

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心配ページ4

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「ってことでかくまってください」

渋「…お前が悪いんやんけ」

「悪いのはテストだもん」

渋「だもんって、小学生か」

放課後、
コーヒーを飲みながら何かの資料に目を通すすばる先生とお話。

…私が一方的に喋りかけてるだけだけど(笑)

「章大に見つかったらおしまいなの！」

渋「どうせもうすぐで来るやろ」

そう、章大は私の考えることが分かってるようで、

安「やっぱりここやった」

渋「ほれ見てみ」

すぐ見つかってしまう。

「す、すばる先生ぃ～っ」

すばる先生の後ろに回って盾にする。けど、

渋「離れろや」

呆気なく前に出されて章大に連行された。

見慣れた帰り道。いつもはあっという間に着いちゃうのに、今日は妙に長く感じる。

安「…で、何を隠してるん」

「…」

安「俺の予想言っていい？」

「…どうぞ」

安「テスト悪かったんやろ」

「な、なんで！？」

安「Aが逃げる理由そんくらいしかないやろ？(笑)」

「…なんか悔しい」

安「もー、勉強してる言うたやんー」

「難しかったんだもん…」

安「…今日家おいで教えたるから」

「いいっいいよ！章大も1人で集中したいでしょ！？」

安「人の心配する暇あったら自分の心配して」

「う…」

安「時間はいつでもいいから、絶対きいや？」

やっと家について私達は別れた。