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「こんばんは、今日はどうされます？」
私が働いていたコーヒー専門店の、常連さん。
横「いつもの頼むわ」
それが 横山さん。
「今日は一段と疲れた顔してますね？(笑)」
横「わかる？(笑) 今日はほんま忙しかってん…」
「お疲れ様です^ ^ お席でお待ちください〜」
専門店って言っても小さなお店だったから 従業員も少なくて、
コーヒーをいれる作業もすべて私一人。
「お待たせしました！」
横「ありがとう」
「どうぞごゆっくり^^」
いつも座っているカウンター席で、
眼鏡をかけて パソコンを開いて完全お仕事モード。
…できる人って大変なんだなぁ。
横「あ、そうや」
横山さんがなにか、思い出したように言う。
「どうしました？？」
横「いや、大したことないんやけど」
「？」
横「俺の同僚にさ この店の話したら行きたい行きたい駄々こね始めよって、」
「それはそれは(笑)」
横「また近いうちに来ると思うねん」
「どんな方なんですか？」
横「写真あったっけな、 …いた こいつこいつ」
横山さんが見せた携帯の画面には
すごく柔らかい雰囲気に包まれた、優しそうな男性。
横｢こいつ接客するってなった時 色々教えたって？」
「了解です^^ 期待に添えるよう頑張ります(笑) 」
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作者名：みっくす | 作成日時：2017年5月26日 22時
